佐藤淳法務省刑事局長

2026年6月10日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 110 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 198 発言)

お答えいたします。

委員御指摘の村山参考人の御意見は、裁判所の職権で、再審請求理由との関連性を問わず、検察官に対して証拠の提出、開示を命ずることができる制度を設けるべきといったものであったと承知しております。

村山参考人が委員を務めていた法制審議会の部会では、村山参考人のほかに、東京地裁の部総括判事、最高裁事務総局刑事局長、最高裁事務総局刑事局二課長、元裁判官の研究者が委員、幹事を務めておりました。それから、第三回会議において元刑事裁判官に対するヒアリングを実施されたところでございます。その上で、村山参考人以外の裁判官、元裁判官からは、関連性を問わない証拠の提出、開示命令制度について支持する御意見は示されなかったところでございます。

さらに、法制審の部会におきましては、東京地裁部総括判事の委員から、東京地方裁判所本庁と同裁判所立川支部の部総括判事らによる証拠の提出命令に関する勉強会の議論におきまして、これまで複数の重大再審請求事件に関与してきたが、これまでの実務でも裁判所が関連性のない証拠について開示を勧告したという事例を見たことがなく、そのような規定が必要であるとも思われないとの意見が紹介されたところでございました。

本法律案は、このような法制審における議論や答申を踏まえたところでございます。

前後のやりとり

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