捜査の過程におきまして、そのようなこともあったかと承知しております。
遠藤剛警察庁長官官房審議官
2026年5月8日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 19 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 183 発言)
前後のやりとり
おはようございます。有田芳生です。
今日は、いわゆる未解決事件、コールドケースについてお聞きをしたいと思います。
最初に、警察庁にお伺いをしたいんですけれども、いわゆる足利事件、菅家利和さんが十七年半も刑務所に入れられていたんだけれども、冤罪、無罪であったということがもう既に明らかになっております。このケースも含めて、その周辺、足利市周辺で連続的に幼女誘拐殺人事件が起きました。その五つのケースについて、簡単に御説明ください。
お答えいたします。 お尋ねの事案でございますけれども、昭和五十四年から平成八年までに発生した、いわゆる北関東連続幼女誘拐殺人事件及び誘拐容疑事件につきまして、発生順に申し上げますと、福島万弥ちゃん事件につきましては、当時五歳の福島万弥ちゃんが昭和五十四年八月三日に栃木県足利市内の神社付近で所在不明となり、同月九日に同市内の渡良瀬川河川敷内において御遺体が発見されたものでございます。 長谷部有美ちゃん事件につきましては、当時五歳の長谷部有美ちゃんが昭和五十九年十一月十七日に栃木県足利市内のパチンコ店付近で所在不明となり、昭和六十一年三月七日に同市内の畑…
今、五件について御説明をいただきましたけれども、そのうち三つが足利市で起きた事件です。
菅家さんは、足利事件で冤罪、無罪が明らかになったんですけれども、当時、その足利市で起きた三つの事件について犯人ではないかと疑われておりましたよね、確認したいんですけれども。
- (上の発言)
捜査の過程におきまして、そのようなこともあったかと承知しております。
つまり、一連の事件について菅家さんは疑われていたんだけれども、冤罪であった、無罪であった。だけれども、菅家さんに何度もお話を伺いましたけれども、自分が冤罪だと晴れたのはうれしいんだけれども、じゃ、真犯人は捕まっていないじゃないか、どこかにいるんじゃないかということを今でもおっしゃっている。 この事件ですけれども、足利市の駅を降りると、すぐに織姫山という標高百八十メートルの小さい山があるんですよね。そこに登って周りを見渡すと、目の前には渡良瀬川が流れている。今御説明いただきましたけれども、織姫山から渡良瀬川を見て、右側を見ると畑がある、そこで一九七九年に…
お答えいたします。
御指摘の国家公安委員会委員長の答弁でございますけれども、この五つの事件につきましては、いずれも幼女を対象とする誘拐容疑又は誘拐殺人といった事案であるということ、それから、行方不明になった場所等が近接をしていることもあって、同一犯による犯行の可能性は否定できないと考えているという趣旨の答弁があったかと思いますが、その点については今も変わっておりません。
五つの事件、いまだ未解決なんだけれども、そのことに対して、捜査は続いていると先ほど答弁いただきました。
実は、足利事件が起きたときに、菅家さんが無罪だということが明らかになった事件なんだけれども、遺体が発見される前日、渡良瀬川を、赤いスカートをはいた女の子の手を引いて川の方に行った男性が目撃をされていた。それは、警察庁、確認されていますね。