今委員が御指摘をいただきましたように、ICT機器を利用するということは、子供たちにとってメリットもあればデメリットもある、そういうことも指摘をされているところであります。
メリットといたしまして、ICTの活用と学力の関係につきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書をいつも使う児童生徒は、そうでない生徒と比べて、授業内容がよく分かるでありますとか、主体的な学びや対話的で深い学びができていると回答をした割合が高く、また、課題解決に取り組み、考えをまとめ、発表、表現する場面でICTを活用している学校の児童生徒は学力調査の各教科の正答率が高い、こうした調査結果というものが出ているところであります。
ただ、一方で、長時間の利用等、ICT機器の利用の仕方によっては集中力の低下などがあるのではないかといったような不安の声があるのも事実であります。
文部科学省としては、使用時間を守るなど、児童生徒が端末を安全、安心に活用するために気をつけることなど、学校や保護者等との間で共有しておくことが望ましいポイントを周知するとともに、情報モラルを含む情報活用能力の育成や、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブックの策定、周知に取り組んでいるところであります。
これは、おっしゃるとおりでありまして、そういう意味では、もちろん、学校現場については、文部科学省として、我々としてしっかりとそうした周知をし、また、先生方にも御協力を賜りつつ、いろいろと指導をしていくことが可能でありますけれども、トータルとして見た場合には、やはり御家庭でもしっかりと御理解をいただいて、一体となって取組を進めていくという意味では、当然、これは文部科学省だけではなくて、こども家庭庁など様々な省庁とも連携して取り組んでいくということも組み合わせてやっていくことが大変大事だと思っております。
文部科学省といたしましては、一人一台端末の整備やデジタルな形態を含む新たな教科書の活用に当たりましても、児童生徒が適切に活用しながら学びに向き合うことができるように必要な取組を進めてまいりたい、そのように考えております。
114河河井昭成(国民)
ありがとうございます。
GIGAスクール構想により一人一台端末の整備が進む中で、実際に児童生徒が学習に使用する教室の環境が、その活用に十分対応できているのかという点に配慮が必要であると考えています。
例えば、従来、紙の教科書やノートを前提としてきた机の広さでは、端末を置いた上で、紙の教科書や教材、ノートなどのスペースが十分に確保できないとの声を聞いています。場合によっては端末の落下などで破損につながる懸念など、結果として学習のしづらさにつながっているのではないかという声があります。さらに、画面を見ることが前提となる中で、教室内の自然採光や光の反射を含…
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115蝦蝦名喜之文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部長
お答えを申し上げます。
公立小中学校につきましては、児童生徒の急増期を迎えていた約四十年前までに建設された施設が、現在、全体の約六割に上ってございます。特に、これらの施設におきましては、老朽化による安全上の懸念はもとより、議員御指摘のように、新しい時代に対応した教育環境の整備の面で課題が多いものというふうに考えてございます。
文部科学省におきましては、学校教育を進める上で必要な施設機能を確保するために、計画及び設計上の留意事項を示しました学校施設整備指針を策定しているところでございます。
これは順次改定を行ってございますが、直近の改定を令和四年に実…
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116河河井昭成(国民)
施設整備指針をお示しということなんですけれども、最近、長寿命化で、それこそ四十年ぐらい築年数がたった校舎も、大事に大事に大規模改修しながら使用しているという現状にあります。その当時の設計思想のまま使用されているわけです、大きく機能は改善しませんので。そういうことも踏まえて、やはり、ここから先、どういうふうに対応していくのかというのは大事なんじゃないかなと考えているところですので、是非、また引き続きの検討、対応をお願いをしたいと思っています。
また、急速にGIGAスクールを進めてきたので、この辺りの検証が十分できているかということもお考えいただけたらなと…
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- (上の発言)
117
松本洋平(自民)文部科学大臣
今委員が御指摘をいただきましたように、ICT機器を利用するということは、子供たちにとってメリットもあればデメリットもある、そういうことも指摘をされているところであります。
メリットといたしまして、ICTの活用と学力の関係につきましては、現行の教科書代替のデジタル教科書をいつも使う児童生徒は、そうでない生徒と比べて、授業内容がよく分かるでありますとか、主体的な学びや対話的で深い学びができていると回答をした割合が高く、また、課題解決に取り組み、考えをまとめ、発表、表現する場面でICTを活用している学校の児童生徒は学力調査の各教科の正答率が高い、こうした調査結果というものが出ているところであります。
ただ、一方で、長時間の利用等、ICT機器の利用の仕方によっては集中力の低下などがあるのではないかといったような不安の声があるのも事実であります。
文部科学省としては、使用時間を守るなど、児童生徒が端末を安全、安心に活用するために気をつけることなど、学校や保護者等との間で共有しておくことが望ましいポイントを周知するとともに、情報モラルを含む情報活用能力の育成や、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブックの策定、周知に取り組んでいるところであります。
これは、おっしゃるとおりでありまして、そういう意味では、もちろん、学校現場については、文部科学省として、我々としてしっかりとそうした周知をし、また、先生方にも御協力を賜りつつ、いろいろと指導をしていくことが可能でありますけれども、トータルとして見た場合には、やはり御家庭でもしっかりと御理解をいただいて、一体となって取組を進めていくという意味では、当然、これは文部科学省だけではなくて、こども家庭庁など様々な省庁とも連携して取り組んでいくということも組み合わせてやっていくことが大変大事だと思っております。
文部科学省といたしましては、一人一台端末の整備やデジタルな形態を含む新たな教科書の活用に当たりましても、児童生徒が適切に活用しながら学びに向き合うことができるように必要な取組を進めてまいりたい、そのように考えております。
118河河井昭成(国民)
ありがとうございます。
小学校低学年の児童においても、ICT機器、またデジタル教科書を利用した学びについて、更に配慮が必要ではないかと考えます。
低学年の児童は、発達段階として、まだ集中の持続が非常に難しく、興味や関心が移ろいやすい時期であります。そうした中で、端末には様々な情報や機能が存在して、意図せず画面内の別の要素に注意が向いてしまう、あるいは、操作そのものに意識が向いてしまって授業への集中が途切れてしまうことがしばしば生じているというのが現場からの声です。
こうした点は、学びの質に直結する重要な論点であると考えます。基礎的な力を養うべき低学…
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119
松本洋平(自民)文部科学大臣
全てがデジタルの教科書の扱いにつきましては、今後策定する大臣指針の中でお示しすることを考えているところであります。
現在、有識者会議で御議論をいただいているところではありますが、中教審やこれまでの有識者会議におきましても、学校現場の実態を踏まえ、小学校低学年や中学年では慎重に考えるべきという意見が多く出されております。これを踏まえまして、現時点では小学校四年生以下では認めることは適当ではない、そのように考えているところであります。
これまでの我が国の学校教育において育んでまいりました自分で書く力や読む力を引き続き大切にしながら、発達段階に応じて、また…
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120河河井昭成(国民)
是非、デジタル教科書導入の目的に沿った形で進められますように御期待申し上げまして、質疑を終わります。
ありがとうございました。
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