西田薫 (日本維新の会)

2026年6月26日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第24号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 90 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 211 発言)

日本維新の会の西田薫でございます。本日もよろしくお願いいたします。

順次質問をさせていただくんですが、その前に。

我々は立法府です。立法府というのは法律を作る機関であります。しかし、処罰を対象とする法律というのは慎重に判断をしていかないといけないというふうに思っておりますし、憲法違反がないだろうか、そしてまた、憲法の理念との整合性を欠くおそれはないのだろうか、こういったこともしっかりと判断していかないといけないというふうに思っております。

あわせて、国民の皆さんに寄り添う、国民の皆さんの気持ちを反映していくような施策をしていく、これも、私、政治家として非常に大切な仕事じゃないかなというふうに思っております。国旗というのは国家の象徴であり、それを傷つけられているシーンを見たくもない、やめてほしい、そういった心の叫びにしっかり寄り添っていくというのも私はまさしく政治じゃないかなというふうに思っているんですね。

そして、私たちは、日本の文化というのは、物を大切にするというすばらしい文化があろうかと思うんですよ。もったいない精神ですね。そういったことを子供たちに教えていくというのも非常に大切であるというふうに思っております。

そして、あわせて、前々回のこの委員会質疑のときに、私は二歳で父を亡くして母子家庭で生活をしたという話をさせていただいたんですが、母は、昼間は工場で働いて、朝と夜は家で内職を、和裁をしていたんですね。着物を縫って生計を立ててくれておりました。そして、一年に一回なんですが、針供養、使えなくなった針であったり、折れた針、これを、針供養をずっと母はしていたんですね。日本の文化においては、物に魂が宿るという文化もあろうかと思うんですね。そういった中で、針に感謝をする、ありがとうという感謝の気持ち、そしてまた、今までの労をねぎらうということから、これを豆腐に刺して供養する。

このように、日本文化というのは物を大切にしようという文化があるんですね。こういったものを、やはり教育、子供たちに対して教えていくというのも私は大事じゃないかなというふうに思っております。それをまず冒頭申し上げて、質問をさせていただきたいというふうに思っております。

今も他の委員の方からいろいろ質疑があったんですが、本法案が成立すれば、国民の皆さんが国旗に触れること自体をちょっと避けようとしてしまうんじゃないかな、表現の自由が萎縮してしまうんじゃないかなというような指摘があろうかと思うんですね。これは逆のパターンなんですが、例えば、先ほどの質問もありましたが、頑張れと書いたこと自体が何か自分が処罰になってしまうんじゃないかなということを懸念している方もいらっしゃるという中において、ただ、今回の法案というのは、極端な態様での損壊、汚損したということで限定されておりますし、通常のといいますか、政治的表現であったりとか芸術的な表現というのは処罰対象にないというふうにされているんですね。

そういった中で、本法案が一般の表現行為に与える影響は必要最小限というふうになっており、そして憲法二十一条の許容範囲内であると断言する具体的な理由を、判例や諸外国の立法例も踏まえて御説明いただければと思います。

〔委員長退席、鳩山委員長代理着席〕

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