チームみらいの高山聡史です。
私は、会派を代表して、ただいま議題となりました科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案について、原案及び修正案に賛成の立場から討論を行います。
本法案が対象とするディープテックは、研究開発から事業化までに十年以上を要することもある息の長い分野です。一つ一つの挑戦は、必ずしも成功するとは限りません。しかし、成功すれば、社会や産業、そして世界の在り方を大きく変える可能性を秘めています。だからこそ国が、資金、人材、拠点、そして世界とのつながりを、長期的な視点で一気通貫で育てていく必要があります。
優れたベンチャーディレクターに責任と権限を大胆に委ね、世界で活躍する研究者、起業家、投資家が集う拠点を日本国内につくる。その国家戦略的な意義を、私は高く評価をいたします。
同時に、国有財産と公的資金を用いる以上、説明責任とガバナンスは不可欠です。今回、条文修正によって行政財産の貸付けを有償とすることが明確化されたことは、公平性と財政規律の観点からも妥当なものであるというふうに考えます。
また、フラッグシップ拠点について、本委員会での議論を通じて、まずは必要十分な規模で、一年でも早く、そして安く立ち上げ、需要の高まりに応じて段階的に拡張していくという考え方も示されました。小さく始めて大きく育てるという考え方は、構想の志や将来の可能性を限定するものではありません。コストを抑制しながら将来の拡張性を担保するための建設的な提案であると考えます。
最後に、本構想の評価に当たっては、政府に対し、短期的な事業化の件数だけでなく、拠点全体を長期目線で評価することを求めます。
国は長期的に支え、現場には口を出し過ぎず、優れた人材に責任と権限を委ねる。この原則の下で、フラッグシップ拠点が世界中から才能が集まる魅力的な拠点となり、この構想がなければ生まれていなかったような事業が、一つでも多く生まれる。そうした未来を期待し、私の討論といたします。(拍手)
2
森ようすけ(国民)
ただいま議題となりました科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。
政府原案では、先端技術研究成果活用推進機構に対する行政財産の貸付けについて、無償で行うことができることとされています。しかしながら、無償貸付けの場合、実質的には有償貸付分を国が負担しているにもかかわらず、その額が予算上明らかにならず、国民の目が及びにくくなります。また、機構の健全な運営という面から見ても、経営上の指標である土地や建物の借入れコストが明らかにならないという課題が…
この発言のページ
3
山下貴司(自民)
これにて趣旨の説明は終わりました。
―――――――――――――
この発言のページ
4
山下貴司(自民)
これより原案及び修正案を一括して討論に入ります。
討論の申出がありますので、順次これを許します。高山聡史君。
この発言のページ
- (上の発言)
5
高山聡史(みらい)
チームみらいの高山聡史です。
私は、会派を代表して、ただいま議題となりました科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案について、原案及び修正案に賛成の立場から討論を行います。
本法案が対象とするディープテックは、研究開発から事業化までに十年以上を要することもある息の長い分野です。一つ一つの挑戦は、必ずしも成功するとは限りません。しかし、成功すれば、社会や産業、そして世界の在り方を大きく変える可能性を秘めています。だからこそ国が、資金、人材、拠点、そして世界とのつながりを、長期的な視点で一気通貫で育てていく必要があります。
優れたベンチャーディレクターに責任と権限を大胆に委ね、世界で活躍する研究者、起業家、投資家が集う拠点を日本国内につくる。その国家戦略的な意義を、私は高く評価をいたします。
同時に、国有財産と公的資金を用いる以上、説明責任とガバナンスは不可欠です。今回、条文修正によって行政財産の貸付けを有償とすることが明確化されたことは、公平性と財政規律の観点からも妥当なものであるというふうに考えます。
また、フラッグシップ拠点について、本委員会での議論を通じて、まずは必要十分な規模で、一年でも早く、そして安く立ち上げ、需要の高まりに応じて段階的に拡張していくという考え方も示されました。小さく始めて大きく育てるという考え方は、構想の志や将来の可能性を限定するものではありません。コストを抑制しながら将来の拡張性を担保するための建設的な提案であると考えます。
最後に、本構想の評価に当たっては、政府に対し、短期的な事業化の件数だけでなく、拠点全体を長期目線で評価することを求めます。
国は長期的に支え、現場には口を出し過ぎず、優れた人材に責任と権限を委ねる。この原則の下で、フラッグシップ拠点が世界中から才能が集まる魅力的な拠点となり、この構想がなければ生まれていなかったような事業が、一つでも多く生まれる。そうした未来を期待し、私の討論といたします。(拍手)
6
山下貴司(自民)
次に、塩川鉄也君。
この発言のページ
7
塩川鉄也(共産)
私は、日本共産党を代表して、科学技術・イノベーション活性化法改正案に対し、反対の討論を行います。
本案は、政府が進めるグローバル・スタートアップ・キャンパス構想、いわゆるGSC構想を実施する認可法人として、先端技術研究成果活用推進機構を設立しようというものです。
GSC構想は、大学や研究機関等が保有するAIや量子技術等の先端技術の事業化を狙って、研究開発から事業化までを支援する拠点を整備しようというものです。しかし、政府は、拠点施設の具体的な内容や建設費用、完成予定時期等について一切明らかにせず、本委員会の審議直前になって、単純計算で九百七十億円もの…
この発言のページ
8
山下貴司(自民)
これにて討論は終局いたしました。
―――――――――――――
この発言のページ