井上諭一内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 8 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 175 発言)

お答え申し上げます。

グローバル・スタートアップ・キャンパス構想のフラッグシップ拠点には、今御指摘ありましたように、国内外の研究者、スタートアップ、企業、投資家など多様な主体が参加することを想定しておりますが、御指摘のように、我が国の重要な研究施設に近接しております。そのようなこともありまして、グローバル・スタートアップ・キャンパス拠点の中で創出される知財や、成果の創出に向けて取り扱われる研究成果やデータ、これはいずれも、安全保障の観点から適切な管理が求められると認識してございます。

このため、知財保護については、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想の下で創出された特許や重要技術が一方的に海外に流出することがないよう、知財の帰属やライセンス条件を含む知財財産マネジメントに関する基本方針、これを早急に策定し、海外の参画者に対しても同方針を遵守させるとともに、運営法人においても、これを適切に実現するための体制整備を進めたいと思っております。

また、施設の情報セキュリティー、入退館管理につきましては、研究や事業化の内容、機微度に応じた段階的、重層的な対策を講じることが必要と考えておりまして、具体的には、共用スペース、一般研究エリア、機微情報を扱う研究エリア等を区分したアクセス管理、また、情報システム上のアクセス権限管理、データの保存、共有、持ち出しに関するルールの明確化などを想定してございます。

加えまして、隣接する防衛省施設の動向把握や機微情報窃取のリスクを高めることがないよう、防衛省始め関係機関とも連携しながら、施設の設計段階から、例えば窓の位置や囲いなども含めた対策を検討し、万全を期してまいりたいと考えております。

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