殿木文明内閣官房内閣審議官

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 91 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 169 発言)

お尋ねの点でございますが、政府といたしましては、国民生活、経済活動を支える重要な物資に関するサプライチェーンの強靱化について、これまでも経済安全保障上の重要な課題として位置づけてきているところでございまして、サプライチェーン上のリスクの点検や重要物資の安定供給確保などに取り組んでまいったところでございます。

その上で、先ほど来御指摘いただいている今般の中東情勢の影響を受けた石油製品等の緊急的な対応につきましては、今ほど経済産業省から答弁がございましたとおり、関係省庁が情報提供窓口を設置したり、あるいは様々な形で情報発信を行ったりするなどしているところでございまして、今後も含めて適切な情報提供あるいは情報共有を行っていくということが重要だというふうに認識をしているところでございます。

また、重要物資の安定供給の確保を図る上では、川上、川中、川下の各段階の物資を個別に捉えるのではなく、一連のサプライチェーンのリスクを把握した上で適切な措置を講ずることが重要であるというところ、まさに御指摘のとおりであると認識をしているところでございます。

なお、御指摘の国内流通の全面的な可視化ということにつきましては、我が国のサプライチェーンの脆弱性を明らかにするおそれもあるといったことをどのように考えていくのかといったような課題などについて、更なる検討が必要になってくるのではないかというところは考えているところではございます。

いずれにいたしましても、政府といたしましては、個社に焦点を当てることに加えまして、委員御指摘のとおり、サプライチェーン全体についての把握に尽力した上で、引き続き、不断にリスクを点検し、経済安全保障をより一層図ってまいりたい、このように考えている次第でございます。

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