御答弁ありがとうございました。
啓発動画を作られているということですので、是非それが一人でも多くの方に届くような発信を引き続きお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
続いて、大きく二つ目のテーマである女性の健康課題と更年期症状についてお尋ねします。
なぜ今この問題を取り上げるのか、それには三つの理由があります。
一つ目の理由は、女性の健康課題、とりわけ更年期の問題は、個人が我慢すべき問題だと思われがちですが、社会全体で取り組むべき課題であると考えるからです。
経済産業省の推計では、月経随伴症、更年期症状、婦人科のがん、不妊治療という四つの健康課題による労働損失等の経済損失は、社会全体で年間三・四兆円にも上ります。これは決して一部の人だけの問題ではありません。
そういう中で、皆さんは、更年期障害と聞いて、どのような印象を受けられるでしょうか。女性特有の症状だと思われましたでしょうか。実は、更年期症状は、女性だけではなく男性にも起こる症状であることを御存じでしょうか。だからこそ、男女共に正しく理解し支え合うべき国民的健康課題だと思い、本日ここでの質疑をきっかけに、皆さんと課題共有ができ、理解が深まることを期待しております。
二つ目の理由です。労働力確保という喫緊の課題と密接に関わっているからです。
人口減少が進む中、更年期症状によって離職や勤務時間の短縮を余儀なくされる方は少なくありません。更年期症状があっても働き続けられる職場環境を整備することは、個人の尊厳を守るだけでなく、貴重な労働力を社会に保持する観点からも極めて重要だと考えます。
三つ目の理由は、これは、知識と理解、そして適切な支援体制によって改善できる問題だからです。
更年期についての正しい知識を学校教育や社会教育を通じて男女共に学ぶ機会を設けること、職場での理解を深めること、適切な医療体制につなぎ、医療体制を整えることで、多くの方々の苦しみを軽減し、社会全体の生産性を向上させることができると考えています。
前回の質問で、女性特有の健康課題への対応について、第六次男女共同参画基本計画に基づく取組を確認させていただきました。しかし、更年期という課題については、まだまだ社会的な理解が不足しており、支援体制も十分とは言えません。更年期を国民的健康課題として明確に位置づけ、省庁横断的な取組を強力に推進していく必要があると強く感じております。
それでは、女性の健康課題、特に更年期症状について、四点お尋ねします。
一点目の質問です。前回の質問で、男女共同参画局から、性差医学に基づく健康を支援することが重要な課題であるとの御答弁をいただきました。性差医学に基づく健康とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。お尋ねします。
47
山下貴司(自民)
次に、野村美穂君。
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48野野村美穂(国民)
国民民主党の野村美穂です。
本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。
四月八日の内閣委員会におきまして初質問の機会をいただき、男女共同参画と女性活躍、性犯罪、性暴力被害者支援、障害者施策など、幅広く質問をさせていただきました。本日は、その際に十分掘り下げることができなかった女性の健康課題である更年期症状を中心に、より深く質問をさせていただきたいと思います。本日は、大きく二つのテーマ、全部で九点の質問を予定しております。よろしくお願いいたします。
まず初めに、若年層の性暴力被害予防月間の取組についてお尋ねします。
前回の質問で、被害者支援…
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49岡岡田恵子内閣府男女共同参画局長
お答え申し上げます。
政府では、入学、就職等に伴い若年層の生活環境が大きく変わり、被害に遭うリスクが高まると考えられる四月を若年層の性暴力被害予防月間と定め、性暴力防止の啓発や相談先の周知などに取り組むこととしております。
今年度の本月間では、若年層が身近な関係性の中で無自覚に加害行為をしてしまったり、性暴力被害に遭ったりすることについて注意喚起し、加害につながる行為の予防を啓発するため、駅など人目につきやすい場所へのポスターの掲示、全国全ての高校、大学や自治体などへのポスターなどの配付、啓発動画の作成、SNSによる発信などの取組を行ったところでござ…
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- (上の発言)
50野野村美穂(国民)
御答弁ありがとうございました。
啓発動画を作られているということですので、是非それが一人でも多くの方に届くような発信を引き続きお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
続いて、大きく二つ目のテーマである女性の健康課題と更年期症状についてお尋ねします。
なぜ今この問題を取り上げるのか、それには三つの理由があります。
一つ目の理由は、女性の健康課題、とりわけ更年期の問題は、個人が我慢すべき問題だと思われがちですが、社会全体で取り組むべき課題であると考えるからです。
経済産業省の推計では、月経随伴症、更年期症状、婦人科のがん、不妊治療という四つの健康課題による労働損失等の経済損失は、社会全体で年間三・四兆円にも上ります。これは決して一部の人だけの問題ではありません。
そういう中で、皆さんは、更年期障害と聞いて、どのような印象を受けられるでしょうか。女性特有の症状だと思われましたでしょうか。実は、更年期症状は、女性だけではなく男性にも起こる症状であることを御存じでしょうか。だからこそ、男女共に正しく理解し支え合うべき国民的健康課題だと思い、本日ここでの質疑をきっかけに、皆さんと課題共有ができ、理解が深まることを期待しております。
二つ目の理由です。労働力確保という喫緊の課題と密接に関わっているからです。
人口減少が進む中、更年期症状によって離職や勤務時間の短縮を余儀なくされる方は少なくありません。更年期症状があっても働き続けられる職場環境を整備することは、個人の尊厳を守るだけでなく、貴重な労働力を社会に保持する観点からも極めて重要だと考えます。
三つ目の理由は、これは、知識と理解、そして適切な支援体制によって改善できる問題だからです。
更年期についての正しい知識を学校教育や社会教育を通じて男女共に学ぶ機会を設けること、職場での理解を深めること、適切な医療体制につなぎ、医療体制を整えることで、多くの方々の苦しみを軽減し、社会全体の生産性を向上させることができると考えています。
前回の質問で、女性特有の健康課題への対応について、第六次男女共同参画基本計画に基づく取組を確認させていただきました。しかし、更年期という課題については、まだまだ社会的な理解が不足しており、支援体制も十分とは言えません。更年期を国民的健康課題として明確に位置づけ、省庁横断的な取組を強力に推進していく必要があると強く感じております。
それでは、女性の健康課題、特に更年期症状について、四点お尋ねします。
一点目の質問です。前回の質問で、男女共同参画局から、性差医学に基づく健康を支援することが重要な課題であるとの御答弁をいただきました。性差医学に基づく健康とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。お尋ねします。
51岡岡田恵子内閣府男女共同参画局長
お答え申し上げます。
私どもは、性差を考慮する医学に基づいて行う健康に関する支援と考えてございます。
例えば、第六次の男女共同参画基本計画では、女性については、その心身の状態が年代や月経、妊娠、閉経等に伴う内分泌環境の変化に応じて大きく変化するという特性から、長期的、継続的かつ包括的な観点に立って健康の増進を支援すること、また、女性特有の疾患や、同じ疾患でも臨床的に男女で異なる疾病に専門的に支援を行う必要があることなどを盛り込んでございます。
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52野野村美穂(国民)
ありがとうございました。
二点目の質問です。なぜ性差医学に基づく健康課題を解決をしなければならないのか、お尋ねします。
前回、課題があることは御答弁いただきましたが、なぜその課題を解決しなければならないとお考えなのでしょうか。個人の健康問題にとどまらず、社会全体にどのような影響があるのか、労働生産性、経済的損失、社会保障費への影響など、どのような問題意識を持って取り組もうとされているのか、お聞かせください。
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53岡岡田恵子内閣府男女共同参画局長
お答え申し上げます。
生涯を通じた健康の保持のためには、疾患の罹患状況や、健康の社会的決定要因とその影響が男女で異なることなどに鑑みて、性差に応じた的確な保健医療を受けることが必要であると考えております。また、先ほど委員御指摘になられましたけれども、女性特有の健康課題による社会全体の経済損失が三・四兆円とする試算もあるところでございまして、性差医学に基づく健康課題に取り組む必要があると考えております。
第六次男女共同参画基本計画におきましても、女性の身体的、精神的な健康及び性差医学に関する調査研究を進めるとともに、性差に配慮した医療に関する普及啓発、…
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