お答えいたします。
まず、内閣情報調査室に私がおりました当時、ほとんどの省庁から出向者をいただいておりまして、さらに、そこに民間からも人に来ていただいておりました。この人たちに、いかに、自分の省庁に対してよりも国家、政府、内閣、総理に尽くすんだという意識を植え付けるかというのは情報官にとって大変大事な仕事であると理解し、かつ、相当、力をその面でも尽くしてきたと思います。
先ほど小林参考人から、情報トップとしての資質の四項目がございましたが、私は、加えて、内閣情報調査室長には、情報官ではなくて調査室長には、中小企業の社長的な素質、要するに、四百人足らずの組織を一本にまとめていく、意識を一つにする、そういう努力、能力がある人間というものも必要であろうかというふうに思っております。
それから、お尋ねにございましたが、直接報告したがる、これは今でもあると私は想像できます。それは、自分たちの情報の有効性をアピールしたいという一種のプロ意識といえばプロ意識かもしれませんが、ただ、同時に、これも十五年前の話で恐縮でございますが、私は二つのことを行いました。一つは、定期的にそれぞれの機関の長を私と一緒に総理のところへ入ってもらう、報告チャンスをつくるということ、あえて言えば、アピールする機会をつくってさしあげるということと、もう一つは、直接報告することまでは妨げませんと、これは提言にも書き込んだつもりでございますが、妨げないけれども、その前か後には教えてねということもお願いしておりました。実際、ある省庁が、これは本当にあった話です、このまま報告すると大きなミスをするよというのに出くわしたこともございます。それは修正をお願いいたしました。
以上が私の答えでございます。ありがとうございました。
37
後藤祐一(中道)
貴重な御意見、ありがとうございました。
終わります。
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38
山下貴司(自民)
次に、黒田征樹君。
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39
黒田征樹(維新)
おはようございます。日本維新の会、黒田征樹でございます。
今日は、参考人の皆様におかれましては、それぞれの御所見をお聞かせいただきまして、どうもありがとうございます。
私たち日本維新の会は、連立合意の中で、この国家情報会議を盛り込んでおりまして、連立を組んだ後、まさにこの国家情報会議が政府において検討されるという段階におきまして、我々はこのような提言書というものを出させていただいております。その中には、やはり、実効性をどう担保していくのかというところ、人材をどういうふうに確保して育成をしていくのかというところ、あとは、抑制的な部分でいいますと、先ほど…
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- (上の発言)
40三三谷秀史元内閣情報官/元拉致問題対策本部事務局長
お答えいたします。
まず、内閣情報調査室に私がおりました当時、ほとんどの省庁から出向者をいただいておりまして、さらに、そこに民間からも人に来ていただいておりました。この人たちに、いかに、自分の省庁に対してよりも国家、政府、内閣、総理に尽くすんだという意識を植え付けるかというのは情報官にとって大変大事な仕事であると理解し、かつ、相当、力をその面でも尽くしてきたと思います。
先ほど小林参考人から、情報トップとしての資質の四項目がございましたが、私は、加えて、内閣情報調査室長には、情報官ではなくて調査室長には、中小企業の社長的な素質、要するに、四百人足らずの組織を一本にまとめていく、意識を一つにする、そういう努力、能力がある人間というものも必要であろうかというふうに思っております。
それから、お尋ねにございましたが、直接報告したがる、これは今でもあると私は想像できます。それは、自分たちの情報の有効性をアピールしたいという一種のプロ意識といえばプロ意識かもしれませんが、ただ、同時に、これも十五年前の話で恐縮でございますが、私は二つのことを行いました。一つは、定期的にそれぞれの機関の長を私と一緒に総理のところへ入ってもらう、報告チャンスをつくるということ、あえて言えば、アピールする機会をつくってさしあげるということと、もう一つは、直接報告することまでは妨げませんと、これは提言にも書き込んだつもりでございますが、妨げないけれども、その前か後には教えてねということもお願いしておりました。実際、ある省庁が、これは本当にあった話です、このまま報告すると大きなミスをするよというのに出くわしたこともございます。それは修正をお願いいたしました。
以上が私の答えでございます。ありがとうございました。
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黒田征樹(維新)
ありがとうございます。
中小企業の社長というようなお話もあって、当時そういう現場をまとめるのは非常に大変だったなというふうに推察されるわけでありますけれども、ただ、やはり今のお話を伺っても、中小企業の社長みたいな能力が求められるという、人に依存する組織というのは非常に脆弱ですし、危険だなというふうに思っております。
そこで、私は、事前の政府とのやり取りの中で、そういう記録をしっかりと残すべきじゃないかというふうに申し上げましたところ、今、運用の中では多分そこまで、全て記録に残すというところは想定をされていないというような感じでしたけれども、やはり、し…
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42三三谷秀史元内閣情報官/元拉致問題対策本部事務局長
総理への報告ということに限定して申し上げれば、記録は残っていないというのが私の記憶でございます。現行どうなっておるかは存じませんが、正直申し上げて、いろいろな形で報告いたします。その報告自体は、まさに情報官の責任で行うわけでございます。情報官一人の責任でございます。その意味において何らかの記録は必要かもしれませんが、当時はなかったと正直に申し上げておきます。
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黒田征樹(維新)
ありがとうございます。
続きまして、人材の確保、育成について、これはちょっと小林参考人からお聞きしたいと思います。
これは当然ハイレベルな仕事にもなりますし、もしかしたら身に危険も及ぶような、そしてまた御家族にも危険も及ぶような業務も出てくるやもしれないというような中で、どのような形で手当てをしていくとか、待遇面ですね、その辺についてお考えがあればお聞かせいただきたいというふうに思います。
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