小林良樹情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科教授

2026年4月16日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 16 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 113 発言)

御質問ありがとうございます。お答え申し上げます。

先ほど申し上げたことの繰り返しになりますが、私は、国民からの理解を得ることは、インテリジェンス組織と活動の正統性、レジティマシーを高める上で大変重要である、逆に、これを欠くと、中長期的には機能が不全に陥る可能性もあるのではないかと思うわけでございます。

その上で、透明性確保のために、取りあえず、他国がどういうことをやっているかということを申し上げれば、これも先ほどの繰り返しになりますが、例えば、アメリカのODNIにおきましては、コミュニティー全体に関わるトランスペアレンシープリンシプル、透明性原則、すなわち、各インテリジェンス組織の活動のうち、どの部分を対外的に公表し、どの部分は公開できないか、そういう基準をまず定めまして、そういう基準にのっとってちゃんと活動がなされているかということをチェックし、適宜報告をしている、こういう活動を行っております。

それから、イギリス等におきましては、かつてはインテリジェンス組織のトップ等が対外的に発言をするということはほぼなかったわけでございますが、最近の諸情勢を受けて、インテリジェンス活動の幹部が、場合によっては対外的に発言をし、活動の説明をする、こういうことも行われております。

こういった例が、直ちに我が国においてすぐさま適用できるかどうかは分かりませんが、我が国における活動を考える上で一つの参考になるかと思います。

以上でございます。

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