お答えいたします。
先ほどおっしゃっていたインテリジェンスの定義は、ちょっと二つの側面が混ざっているなというふうに感じておりまして、活動に着眼した言葉として用いられている場合と、無形物の、情報という点における、情報とインテリジェンスというのは何が違うのかという話の、二つに分かれると思います。
まず、後者から申し上げますと、それ一つでも決定的な秘密情報というのもありますので、一つでもインテリジェンスではあるんですけれども、一般的には、様々な個々の情報を集めて、それを手元に引き寄せて、それを総合的に分析し、政策に役立つ形に加工したものを、成果物をインテリジェンスというふうに言って、単なるインフォメーションとか情報というのとは違うふうに使うことが多いです。ただ、政府内において定まった定義があるわけではございませんで、一般的に、我が国でインテリジェンスというふうに使う場合には、そうした使われ方が多いのではないかなというふうに考えております。
他方で、活動という側面ですと、かなり多義的、多元的でございまして、先ほど答弁したような、相手方の秘密の意思を探るというインテリジェンスもあれば、逆に、我々を探ろうとする方々といいますか人たちに対処するという活動もインテリジェンスと言われますし、カウンターインテリジェンスという言葉を使うこともあります。
あるいは、更に言うと、相手から守る、あるいはこちらが情報活動をするためには自分たちの動きを秘密にするといった秘密保全につきましても、一般的にインテリジェンス部局がやることが多いものですから、インテリジェンス活動の一環として位置づけられることもございます。
そういう点では、委員と私どもとの理解にはそう相違はないというふうに感じております。
247野野村美穂(国民)
ありがとうございました。
以上で私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
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248
山下貴司(自民)
次に、森ようすけ君。
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249
森ようすけ(国民)
国民民主党の森ようすけです。
本日は、質問の機会をいただき、ありがとうございます。
これまで様々質問が出ておりましたが、かぶる点もございますが、幾つかお伺いして、基本的なところから含めてお伺いしていきたいと考えております。
今回の法案を含めて、インテリジェンスの体制強化に関して、その方向性については、基本的に賛同しているところでございます。
ただ一方で、これまで、特に野党側からですけれども、質疑で示されている懸念ということも間違いなく存在しているというふうに理解しておりまして、そうした懸念に対して丁寧に、そして具体的に御答弁、御説明いただくことで…
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- (上の発言)
250岡岡素彦内閣官房内閣審議官
お答えいたします。
先ほどおっしゃっていたインテリジェンスの定義は、ちょっと二つの側面が混ざっているなというふうに感じておりまして、活動に着眼した言葉として用いられている場合と、無形物の、情報という点における、情報とインテリジェンスというのは何が違うのかという話の、二つに分かれると思います。
まず、後者から申し上げますと、それ一つでも決定的な秘密情報というのもありますので、一つでもインテリジェンスではあるんですけれども、一般的には、様々な個々の情報を集めて、それを手元に引き寄せて、それを総合的に分析し、政策に役立つ形に加工したものを、成果物をインテリジェンスというふうに言って、単なるインフォメーションとか情報というのとは違うふうに使うことが多いです。ただ、政府内において定まった定義があるわけではございませんで、一般的に、我が国でインテリジェンスというふうに使う場合には、そうした使われ方が多いのではないかなというふうに考えております。
他方で、活動という側面ですと、かなり多義的、多元的でございまして、先ほど答弁したような、相手方の秘密の意思を探るというインテリジェンスもあれば、逆に、我々を探ろうとする方々といいますか人たちに対処するという活動もインテリジェンスと言われますし、カウンターインテリジェンスという言葉を使うこともあります。
あるいは、更に言うと、相手から守る、あるいはこちらが情報活動をするためには自分たちの動きを秘密にするといった秘密保全につきましても、一般的にインテリジェンス部局がやることが多いものですから、インテリジェンス活動の一環として位置づけられることもございます。
そういう点では、委員と私どもとの理解にはそう相違はないというふうに感じております。
251
森ようすけ(国民)
詳細にありがとうございます。
今の御説明を聞くと、クリアに感じられた方も多いと思います。なので、このインテリジェンスという単語が政府において定義されていないというのは承知しているんですが、この法案審議も通じて、インテリジェンスというのはそもそも何なのか、具体的にどういったことを指しているのかということをより具体的に広めていくことも大事だと考えております。
もう一点、通告にない質問をさせていただきたいんですが、このインテリジェンス機能の強化を進めていく上で、今回は司令塔強化、組織の格上げに限った法案になっておりますが、今後、そのほかのインテリジェンス関…
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木原稔(自民)内閣官房長官
委員が今おっしゃるように、インテリジェンスの施策というのは様々なものがあると思っております。
この法案ですけれども、これはいわば組織法でありまして、今委員御指摘のように、内調の格上げ、あるいは国家情報会議の設置、法案の名前そのものでありますけれども、組織にまつわる法律ということでありまして、その他のものは、ある程度時間をかけて慎重に検討していく必要があるだろうと思っております。
しかし、それを全部検討した上で全部一緒に出すのではなくて、昨今の複雑で厳しい国際環境を鑑みると、かなりの時間を要するその他のインテリジェンス施策、カウンターインテリジェンスも…
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森ようすけ(国民)
御答弁ありがとうございます。
私も、これはステップワン、ステップツーだというふうに認識をしていて、まさにステップワンというのが今おっしゃっていただいた組織論の話であったり格上げの話だと思っていて、ステップツーとして、まさにいろいろと、ハレーション、支障が起きるような、それこそ、より情報収集能力を高めていくこと、カウンターインテリジェンスに対応していくこと、こうしたことがあるんですが、お伺いしたかったのは、ステップツーも含めてやっていこうという姿勢は政府の中にあると思うので、そうした検討をする際に、配慮しないといけないと考えていることがもしあれば教えてい…
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