林正道国土交通省水管理・国土保全局長

2026年4月16日・第221回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 64 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 183 発言)

お答えいたします。

国土交通省が管理する岩木川では、令和四年八月の大雨により、弘前市、藤崎町、板柳町の沿川六・四キロにわたり、洪水を安全に流す高さの基準となる計画高水位、これを超過し、堤防が低い箇所では、土のう積みによる水防活動がなければ堤防から越水する水位に到達いたしました。

この大雨を受けて、国土交通省では、令和四年十二月に、青森県や流域内の市町村等とともに策定した岩木川中流・上流緊急治水対策プロジェクトに基づき、岩木川中流部の河道掘削や堤防かさ上げを進め、令和八年三月までに概成したところでございます。これにより、令和四年八月と同規模の洪水を安全に流下させることができるようになりました。

あわせて、自治体が実施する排水対策や住民一人一人が自らのリスクを知り避難の実効性を高めるマイ・タイムラインの普及促進など、被害をできるだけ軽減する取組に対して支援も行ってきたところでございます。

今後の岩木川の治水対策についてでございます。

令和六年三月に、気候変動の影響により予測される将来の降雨量の増加等に対応するため、河道掘削などのハード対策、被災後の早期復旧復興のため、ドローンを活用した迅速な被害状況把握などのソフト対策を位置づけた岩木川水系流域治水プロジェクト二・〇、これを策定し、更なる事前防災対策の取組を進めることとしてございます。

国土交通省としましては、引き続き、気候変動も踏まえ、流域のあらゆる関係者が協働して取り組む流域治水を加速、深化させ、ハード対策、ソフト対策を一体的に進め、岩木川流域の安全、安心を確保できるよう取り組んでまいります。

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