今の御答弁にございました、今回の法改正で、官民連携の先駆モデルの事例として前橋のまちづくりを紹介していただいたことに感謝申し上げます。
前橋は、私が県議時代、十八年間ほぼ毎日、高崎から通った群馬県の県都でございます。昭和四十年代から五十年代には、大きなデパートがあり、映画館などの施設も多く、たくさんの人が訪れる町でありましたが、新幹線の停車駅が高崎になり、高崎が経済、商業の中心となっていきました。また、自動車社会の進展により郊外にショッピングセンターなどができたことにより、中心部のにぎわいが失われていきました。それが、二〇一六年から官民連携の取組が進み、約十年で少しずつ変わってまいりました。
ちょうど週末に足を運んでまいりました。前橋の馬場川通りアーバンデザインプロジェクトは、二〇二四年に完成した約二百メートルのれんが敷きの空間があり、かつての姿を忘れるほどでございます。フラットで歩きやすい道、心地よい水辺のデッキ、週末はちょうどマルシェが開催されており、買物や散策を楽しむ方々の笑顔で温かな活気に包まれておりました。
特に心に響いたのは、維持管理を担当されている方のお話でした。ハード面の整備はあくまでも土台、そこで暮らす人々が空間をどう使い、育てていくかという町使いが視点の中心であることが大事です、つくることがゴールではなく、その先の使いこなす町使いがあってこそ町に血が通い、本当の意味でのまちづくりが始まると言っておられました。
やる気のある人がいること、暮らしている人たちが自分たちの町じゃないかというプライドという気概に関わっていくこと、行政と民間が手を取り合い、いかにして持続可能なにぎわいを生み出していけるか。ハードからソフトへ、そしてその先の運用へ、今後は先進的な取組をしっかりと注視し、それぞれの地域に笑顔と活力があふれるような、引き続き現場の声を届けてまいりたいと思っております。
レクのときには、国交省の方々は口々に、現場第一を大切に現地に足を運んでいますと胸を張っておられましたので、引き続き、大臣を先頭に現場第一主義で取り組んでいただきたいと思いますので、是非とも要望させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
次の質問に入らせていただきます。
今述べさせていただいたとおり、町中に働く場所をつくっていくということは重要と考えますが、移動手段、この点も都市計画においては重要な視点であると考えており、公共交通ネットワークの整備と併せて進めていくべきであると考えています。
具体例を挙げますと、JRの宇都宮駅から芳賀町の工業団地への約十五キロを結んだ栃木県宇都宮市のLRTです。私は、サラリーマン時代、今から三十年以上前になりますが、会社の転勤で宇都宮市に住んでいたことがございます。当時の宇都宮市の状況を知る者として、現在の変貌ぶりには目をみはるものがあります。LRTという移動の足が整備されたことで、それまでにぎわいに欠けていたエリアに活気が生まれ、沿線の町並みは一変し、人口流入も進んでいます。まさに公共交通が起点となったまちづくりの好事例ではないでしょうか。
今後、駅西口側への延伸も計画されており、更なる発展が期待されていますが、こうした成功事例を全国に広げるためには都市計画と交通計画をばらばらに進めてはならないと思っております。町中と住まい、生活の場をつなぎ、自家用車がなくとも誰もが自分の力で移動できるようなまちづくりを進めるためには、国交省内はもちろんのこと、関係省庁が縦割りを排し、横断的に連携して推進していくことが大事だと思いますけれども、大臣の思いをお聞かせいただければと思います。
17
冨樫博之(自民)
次に、福重隆浩君。
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18福福重隆浩(中道)
中道改革連合の福重隆浩でございます。
まず、質問に入る前に、一言申し上げます。
四月十八日に発生をいたしました長野県の地震、また、四月二十日に青森県を中心として発生いたしました地震によりまして被災された全ての皆様に心よりのお見舞いを申し上げる次第でございます。
現在、気象庁においても後発地震への注意喚起がなされております。どうか引き続き身を守る行動を最優先に行っていただくとともに、政府といたしましては万全の支援体制で臨んでいただきますことを心からお願いをするものでございます。
早速でございますが、質問に入らせていただきます。
私は、今回の法改正…
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19中中田裕人国土交通省都市局長
お答え申し上げます。
人口減少等が進む中で、地域の活力を維持し生活に必要なサービスを確保していくためには、コンパクト・プラス・ネットワークの取組、これがますます重要になっておりまして、これまで、居住や医療、福祉、商業などの生活関連機能を町中に誘導し、一定の成果を上げてきたところです。
しかしながら、近年、働く場所や町中の魅力不足によりまして若者の地方離れなどが深刻化する中で、地域の稼ぐ力の強化、町中のにぎわいの創出が大きな課題となってございまして、自治体からこうした取組への支援を求める声をいただいてございます。
例えば、先生御地元の前橋市、これにお…
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- (上の発言)
20福福重隆浩(中道)
今の御答弁にございました、今回の法改正で、官民連携の先駆モデルの事例として前橋のまちづくりを紹介していただいたことに感謝申し上げます。
前橋は、私が県議時代、十八年間ほぼ毎日、高崎から通った群馬県の県都でございます。昭和四十年代から五十年代には、大きなデパートがあり、映画館などの施設も多く、たくさんの人が訪れる町でありましたが、新幹線の停車駅が高崎になり、高崎が経済、商業の中心となっていきました。また、自動車社会の進展により郊外にショッピングセンターなどができたことにより、中心部のにぎわいが失われていきました。それが、二〇一六年から官民連携の取組が進み、約十年で少しずつ変わってまいりました。
ちょうど週末に足を運んでまいりました。前橋の馬場川通りアーバンデザインプロジェクトは、二〇二四年に完成した約二百メートルのれんが敷きの空間があり、かつての姿を忘れるほどでございます。フラットで歩きやすい道、心地よい水辺のデッキ、週末はちょうどマルシェが開催されており、買物や散策を楽しむ方々の笑顔で温かな活気に包まれておりました。
特に心に響いたのは、維持管理を担当されている方のお話でした。ハード面の整備はあくまでも土台、そこで暮らす人々が空間をどう使い、育てていくかという町使いが視点の中心であることが大事です、つくることがゴールではなく、その先の使いこなす町使いがあってこそ町に血が通い、本当の意味でのまちづくりが始まると言っておられました。
やる気のある人がいること、暮らしている人たちが自分たちの町じゃないかというプライドという気概に関わっていくこと、行政と民間が手を取り合い、いかにして持続可能なにぎわいを生み出していけるか。ハードからソフトへ、そしてその先の運用へ、今後は先進的な取組をしっかりと注視し、それぞれの地域に笑顔と活力があふれるような、引き続き現場の声を届けてまいりたいと思っております。
レクのときには、国交省の方々は口々に、現場第一を大切に現地に足を運んでいますと胸を張っておられましたので、引き続き、大臣を先頭に現場第一主義で取り組んでいただきたいと思いますので、是非とも要望させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
次の質問に入らせていただきます。
今述べさせていただいたとおり、町中に働く場所をつくっていくということは重要と考えますが、移動手段、この点も都市計画においては重要な視点であると考えており、公共交通ネットワークの整備と併せて進めていくべきであると考えています。
具体例を挙げますと、JRの宇都宮駅から芳賀町の工業団地への約十五キロを結んだ栃木県宇都宮市のLRTです。私は、サラリーマン時代、今から三十年以上前になりますが、会社の転勤で宇都宮市に住んでいたことがございます。当時の宇都宮市の状況を知る者として、現在の変貌ぶりには目をみはるものがあります。LRTという移動の足が整備されたことで、それまでにぎわいに欠けていたエリアに活気が生まれ、沿線の町並みは一変し、人口流入も進んでいます。まさに公共交通が起点となったまちづくりの好事例ではないでしょうか。
今後、駅西口側への延伸も計画されており、更なる発展が期待されていますが、こうした成功事例を全国に広げるためには都市計画と交通計画をばらばらに進めてはならないと思っております。町中と住まい、生活の場をつなぎ、自家用車がなくとも誰もが自分の力で移動できるようなまちづくりを進めるためには、国交省内はもちろんのこと、関係省庁が縦割りを排し、横断的に連携して推進していくことが大事だと思いますけれども、大臣の思いをお聞かせいただければと思います。
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金子恭之(自民)国土交通大臣
福重委員にはいつも、御地元群馬の話も含めて、現場に寄り添いながら切実なお声を届けていただきまして、ありがとうございます。現場第一主義ということで、私自身も、毎週のように全国を回っていろいろな現場を見させていただいておりますし、局長を始めとした職員もできるだけ積極的に現場を見なさいということを申し上げているところでございます。そのことはしっかり福重委員の御指導に基づき頑張ってまいりたいと思います。
委員御指摘のとおり、町中に働く場所を創出するため、オフィスなどの業務施設を集積をし、地域の活性化等につなげていくためには、都市まちづくり政策のみならず、公共交…
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22福福重隆浩(中道)
大臣、ありがとうございました。
本当に大臣が現場をよく訪れられて、その地域の課題を拾い、そしてまた国交省がその大臣の思いを受けて、しっかりとそういった現場に寄り添った施策、私は以前、太田国交大臣に言われたことがあったんですけれども、国交省というのは本当に地元の人たちのやる気を応援する、それを引き出していく、それが国交省の使命だというふうにおっしゃっておられましたけれども、歴代大臣がそのように動いていただいているということに対しまして心からの感謝を申し上げる次第でございます。
次の質問に入ります。
実際、コンパクト・プラス・ネットワークを進めていく際…
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23中中田裕人国土交通省都市局長
お答え申し上げます。
立地適正化計画につきましては、平成二十六年の制度創設以来、全国六百五十の市町村において計画策定が進むなど、順調に取組が進んでいる一方で、委員御指摘のとおり、人員や財源、データ等の不足によりまして、特に小規模の市町村における計画策定が課題になっております。
このため、国土交通省におきましては、小規模市町村に対する計画策定費の支援を強化するとともに、昨年度からは、まちづくりの客観的なデータの提供や分析を自治体に対して行いますまちづくりの健康診断、あるいは地方整備局職員が直接自治体を訪問して意見交換などを行う令和の都市(まち)リノベー…
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