間隆一郎厚生労働省保険局長

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 57 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 156 発言)

お答えいたします。

標準治療終了前にがん遺伝子パネル検査実施に対する高い期待があるということは、私もよく承知しております。

今委員からも詳しく御紹介いただきましたので、重ねては申し上げませんけれども、現在は、これまでの先進医療B、そして今、先進医療Aという形で、このがん遺伝子パネル検査について保険外併用療養、評価療養の中でやっているわけでございます。

その先進医療Bの一部について、まさに今先生御紹介いただいたような京大を中心とするグループの内容については、かつての評価、以前の先進医療会議での評価というのは、標準治療以外の最適と考えられる治療法へのアクセスにつながる可能性があるものの、生存時間等のアウトカムが改善するかどうか検証が必要という結論でございました。それについて追加の試験があるということでございますが、やはり同時に今は、これも御紹介いただいたような国がんでの先進Bもございます。

結局、このがん遺伝子パネル検査の、なかなか期待もあるし難しいところというのは、検査をしたら、じゃ、実際、治療薬にヒットする割合というのが、まあ一割に満たないというのが実際のところでございますので、うまく当たれば、そしてそれが治療につながっていくということだと思います。

どういうような検査の仕方をして、どの手順を踏めば、より治療が患者さんにとって利益になっていくのかといったようなことについては、これから、先進医療A、これは今、実は七月一日現在では九施設ですけれども、この間、また届出がどんどん出てきておりまして、今つなぎというふうにおっしゃいましたけれども、こういうような可能性が、先進医療併用で、使ってでありますけれども、そういったような検査を受けられるような方が増えるような環境が整ってまいってきております。

こうした状況を踏まえて、今、新しくデータがあるよというお話もありました。私どもとしては、先進Bの総括報告書なども踏まえて、今後の保険適用の対象範囲については、こうした取組から得られた有効性、安全性に係るエビデンスの分析、関連学会の学術的見解もしっかり伺いながら、中央社会保険医療協議会において、これは丁寧に、しっかり議論を進めたいというふうに思っております。

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