鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長

2026年6月26日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 129 発言)

お答え申し上げます。

先生御指摘のとおり、高リスク児を対象としたRSウイルス感染症の発症抑制を目的とした抗体製剤の投与は、既に保険診療として行われているところでございます。

そして、今回、健常児も対象としたRSウイルス感染症の予防に関しましては、審議会において議論され、特に小児においては、肺炎等に至り、死亡のリスクもある疾病であることも踏まえて、本年四月から定期接種の対象疾病に加えて、母子免疫ワクチンを用いた妊婦への定期接種が開始されたところでございます。

その上で、海外の先進国では、妊婦が接種する母子免疫ワクチンと新生児が接種する抗体製剤の選択が可能な国が多い一方で、我が国では、国内で既に薬事承認を得ている抗体製剤も存在するものの、定期接種においては、現行は母子免疫ワクチンのみ選択可能であり、早期に複数の選択肢を用意することが求められていることから、今般、本改正法案を提出させていただいたところでございます。

先生が御指摘の、個別具体の抗体製剤の定期接種化やその運用につきまして、具体的には、何か月、あとは先生がおっしゃった流行期、又はその併用、こうしたようなものに関しましては、本改正法案が成立し、抗体製剤を予防接種法の予防接種に用いることが可能となった後に、審議会において議論をいただく必要があるため、現時点で対象者の範囲、接種のタイミングについて言及することは困難でございますが、審議会において了承された場合には、定期接種が円滑に実施されるよう、厚生労働省としては適切に準備を進めてまいりたいというふうに考えております。

前後のやりとり

80の発言を見る

88の発言を見る