日本共産党の辰巳孝太郎でございます。
今日は、ずっとやりたかった社会問題にもなっている香害問題について聞いていきたいと思います。
この十五年から二十年で、香りを取り巻く状況は一変したと私は思っております。どこに行っても合成洗剤や柔軟剤由来と思われる甘い香りが漂っております。御存じ、化学物質過敏症は、柔軟剤、洗濯洗剤、芳香剤などの香りに含まれる化学物質に繰り返し暴露することで発症をいたします。そして、それ以降、少量の化学物質の暴露であっても、頭痛や目まい、呼吸困難等の健康被害に及んでまいります。職場や学校に行けなくなり、公共交通機関も利用できなくなる人もおります。
私も何人かにお話を聞きました。この方は、突然症状が出るわけなんですけれども、マンションにお住まいで、隣の方が洗濯物をベランダに干すと、そこから漂うにおいがきっかけで発症をされた。その隣のおうちは、家電量販店で洗濯機を買う際に、サービスで合成洗剤を二年分もらったと。そうなんですよ、本当に。それを使い始めて漂い始めた。お隣の人は化学物質過敏症になってしまっておりますので、お隣のところまで行って、お願いですから二年分の洗剤を私に購入させてください、買いますからということで、香りの元を絶ったわけですね。そこまでせなあかんわけですよ。
二〇二四年に、大臣は、前の厚労大臣ですけれども、厚生労働省としても、こうした香害に関わる因果関係の研究調査というのは極めて重要であると認識をして、それを一貫して行ってきておりますと。そして、二〇一七年以来、厚生科学研究費による研究テーマを紹介をして、実際にどこまでこの健康被害というものが生じているのか、それをしっかり解明していくことがまず第一だと考えていると述べておられます。
三年ごとのプロジェクトなんですけれども、一旦このプロジェクトというのは終了しているんですが、大臣、まず、この研究でどのようなことが分かったのか、紹介していただけますか。
145森森真弘厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官
まず、人材の関係ですけれども、本当に、データを標準化したり、医療機関の情報化を進めていくために必要な人材というのがかなり多く必要で、今この医療の現場にそれだけの人材がいるかというと、なかなか難しいという状況にあるというふうに認識しております。
人材を確保することも必要なんですけれども、まずその入口部分として、電子カルテと部門システムの間におけるインターフェースの標準化に向けてきちんと整理していくとか、標準インターフェースの構築とか管理体制の整備によって、医療機関のコードのマッピング作業やマスターの調整にかかる負担というのをちゃんと軽減していくことがその…
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146古古川あおい(みらい)
ありがとうございます。是非進めてください。
以上で質問を終わります。
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147
大串正樹(自民)
次に、辰巳孝太郎君。
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- (上の発言)
148
辰巳孝太郎(共産)
日本共産党の辰巳孝太郎でございます。
今日は、ずっとやりたかった社会問題にもなっている香害問題について聞いていきたいと思います。
この十五年から二十年で、香りを取り巻く状況は一変したと私は思っております。どこに行っても合成洗剤や柔軟剤由来と思われる甘い香りが漂っております。御存じ、化学物質過敏症は、柔軟剤、洗濯洗剤、芳香剤などの香りに含まれる化学物質に繰り返し暴露することで発症をいたします。そして、それ以降、少量の化学物質の暴露であっても、頭痛や目まい、呼吸困難等の健康被害に及んでまいります。職場や学校に行けなくなり、公共交通機関も利用できなくなる人もおります。
私も何人かにお話を聞きました。この方は、突然症状が出るわけなんですけれども、マンションにお住まいで、隣の方が洗濯物をベランダに干すと、そこから漂うにおいがきっかけで発症をされた。その隣のおうちは、家電量販店で洗濯機を買う際に、サービスで合成洗剤を二年分もらったと。そうなんですよ、本当に。それを使い始めて漂い始めた。お隣の人は化学物質過敏症になってしまっておりますので、お隣のところまで行って、お願いですから二年分の洗剤を私に購入させてください、買いますからということで、香りの元を絶ったわけですね。そこまでせなあかんわけですよ。
二〇二四年に、大臣は、前の厚労大臣ですけれども、厚生労働省としても、こうした香害に関わる因果関係の研究調査というのは極めて重要であると認識をして、それを一貫して行ってきておりますと。そして、二〇一七年以来、厚生科学研究費による研究テーマを紹介をして、実際にどこまでこの健康被害というものが生じているのか、それをしっかり解明していくことがまず第一だと考えていると述べておられます。
三年ごとのプロジェクトなんですけれども、一旦このプロジェクトというのは終了しているんですが、大臣、まず、この研究でどのようなことが分かったのか、紹介していただけますか。
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、化学物質過敏症について、令和四年度の厚生労働科学研究において、化学物質過敏症を訴える患者のうち、約七〇%の方が柔軟剤等の香料が症状出現の契機の一つであったといった報告がございます。
また同時に、この研究の総括報告書においては、化学物質過敏症と中枢神経感作症候群の因果関係を明らかにしていく必要があるとされておりますので、引き続き、厚生労働科学研究等を通じまして、病態の解明に向けた研究を行っていくこととしております。
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150
辰巳孝太郎(共産)
驚きですよね。この研究では、約七割の方が発症の契機は柔軟剤等の香料だった、ここが出ているわけなんですね。
大臣、もう一回ちょっと改めて確認したいんですけれども、今年から新しい研究というのもスタートするというふうに聞いております。これは、この香りに含まれる化学物質と化学物質過敏症との因果関係を解明していく研究ということでよろしいですね。
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151大大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長
お答え申し上げます。
厚生労働省では、引き続き研究事業を行うこととしておりまして、化学物質過敏症に係る研究を継続して行っております。
病態の解明に向けた更なる研究が必要なわけでありますけれども、因果関係、七割ぐらいの方がそれの影響があったのではないかということまでは分かっておりますが、病態ですとか発生の機序、こういったものが明らかになっておりませんので、診断基準ですとか治療法が確立していないという状況にございます。
引き続き、今年度の難治性疾患の研究事業においても手続を進めてまいりたいと思っております。
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