豊田真由子 (参政党)

2026年6月19日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 116 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

参政党の豊田真由子でございます。本日、どうぞよろしくお願いいたします。

先般、厚労委の理事会メンバーの方を中心に、国立の成育医療研究センターに御視察に伺いました。ICU、またNICUの中で必死で病と向き合う赤ちゃんやお子さんの姿、そして、何とか助けたいと精力的に支えるたくさんの医療従事者の方々のお話、またお姿を間近で見ました。本当に大変お忙しい中、本当に丁寧に御対応いただきましたので、そのお気持ちを少しでも酌んで、たくさん課題がございます、その解決に皆様とともに向き合っていきたいと思っております。

まず、高度医療、特に高度の小児医療の現場におけるお金の話をちょっとさせていただきたいというふうに思います。

配置基準なんですけれども、全国の小児専門病院で、現行の看護師の配置は二対一でございまして、NICUでは三対一、重篤な疾患を抱えるお子さんが多い場合は二対一というふうになっていますが、私どもが拝見したときも、二対一、三対一どころではなくて、一対一、一対二、一対三ぐらいでやっていらっしゃいました。

重篤で、特に、全国各地からお子さんが集まって、手厚くケアをしないと助からない、予後も非常にケアが必要だというお子さんばかりでありましたので、やはり実態にそぐっていないのではないかと。

それに対してどういうふうに穴埋めしているんですかというふうに伺いましたら、当然、診療報酬による収入では足りませんので、これが自治体立の病院では一般会計からの繰入れがございますが、今回の成育もそうなんですけれども、そうでない病院というのは基本的には独立採算制となっておりまして、昨今の物価高騰と相まって経営に苦しまれるとともに、医療従事者の方の給与水準も高くできないから、近隣の病院より実は成育はドクターの給料が安いんだなんていうお話もございまして、そんなことがあるんかいというような状況でございました。それがまた、結果的には人材育成を阻むことにもつながっているのではないかと思われます。

成育では、ファンドレージングの専門部署を設けられて、寄附や企業協賛などによって成果を上げていると伺っており、寄附をしてくださる方々、その努力も非常に評価されるべきだとは思うんですが、ただ、国はそうした善意を前提にシステムを組んではいけないんだというふうに私は思います。

また、そこで扱われている医療機器にしましても、VADと呼ばれる補助人工心臓ですとか、ダビンチのようなロボットアームを使った手術支援ロボットなど、これは数億円もいたすものでありますので、高額だけれども小児の命を救うためには必須なものでありますから、こうしたことに対しての診療報酬による評価が果たして十分なのかということもございます。

やはり、小児の重篤な疾患というのは、成人に比べますと絶対的な数は非常に少のうございますし、子供の数も少なくなっていっているような状況の中で、スケールメリットで補うことは難しい状況であります。

そうした中で、診療報酬でも多少手厚く配置はしていると思うんですけれども、やはり実態にまだまだ合っていないという中で、これをどういうふうに、実態に即して、現場の方がやりやすく、またお子さんたちがより一層の未来につながっていくのか、御見解を伺いたいというふうに思います。

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