勝部麗子豊中市社会福祉協議会参与兼コミュニティソーシャルワーカー統括

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 100 発言)

アウトリーチであったりプッシュ型というのはとても重要で、本当に、老老介護で、こんなに介護保険の制度が広がっているにもかかわらず、まだ自分で何とかする、妻の介護はわしがやらないかぬという問題が介護殺人などにつながっていっている。

また、八〇五〇は六〇九〇になりましたので、六十代前半で、親が資産を持っていて、おうちを持っていて、先に亡くなって、生活力のない息子さんが一人で残されて、ごみ屋敷になって、周りの人たちも、心配だけれども、お金があるからあの人は生活保護じゃないよね、六十二歳は介護保険じゃないよね、そして、じゃ、この人は生活困窮、一体どっちみたいな話になって、どこにも支えてもらえない人たちがあります。

うちの町では、職員もアウトリーチしていますが、住民とともにローラー作戦で、選挙ではありませんが、ローラー作戦で全軒訪問をしていくということを住民と一緒にやっています。会えない御家庭も多いですけれども。そうすると、ああ、こういう制度があるのねとか、全く御存じない人たちがたくさんいるということで、やはり足を運ぶということが重要で、そういう体制をもっとつくらないと。

自分で助けてと言える人は本当に少ないと思います。それは、制度のことがちゃんと周知できていて、自分の中で理解ができていて、どこのサービス機関に相談に行けばいいかと分かっている人だけですから、そういう方々はむしろ余り心配ない人たちですね。そうでない人たちがSOSを出せない社会なので、そちらに向けていくことが重要だと思います。

ありがとうございました。

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