お答えいたします。
協会けんぽにつきましては、先ほど委員もお触れいただきましたように、近年、堅調な保険料収入などを背景に、健全な財政運営が定着しております。準備金も積み上がっているということでございますが、そうしたことも踏まえまして、協会けんぽにおいて、今年度から三十四年ぶりに平均保険料率の引下げが行われるとともに、本法案では、現行の国庫補助額を減額する措置について、減額幅を更に上乗せする時限的な措置を盛り込んだところでございます。
この時限措置の考え方ですけれども、現行の国庫補助額を減額する措置が開始したのは平成二十七年度以降なのでございますが、それ以前の剰余金のうち、単年度の収支差がプラスとなった平成二十二年度の翌年度である平成二十三年度から二十六年度までの四年度の間に現行の特例減額が行われていたと仮定した場合の控除額を基に、国庫補助一六・四%分は幾らかというのを計算しますと、総額約千五百億円となります。
これを国庫支出額から追加的に差し引く法律上の措置ということなんですが、これを、じゃ、いきなり千五百億円を一年で全部お返しいただくのかということではなくて、本措置が財政に与える影響を平準化する、ならしていくという観点から、三年間の時限措置として、各年度五百億円を追加的に国庫支出額から差し引くこととして御提案申し上げているものでございます。
129沼沼崎満子(中道)
議法に関する御質問は以上になります。提案者には、どうもありがとうございました。御退席いただいても大丈夫でございます。
この発言のページ
130
大串正樹(自民)
よろしければ退席してください。
この発言のページ
131沼沼崎満子(中道)
では、続きまして、協会けんぽの国庫補助に関する措置に関して御質問をさせていただきます。
協会けんぽの財政状況については、健全な財政状況が定着をしてきておりまして、準備金が約六兆円近くまで積み上がっていると承知をしております。
このことを背景として、今回、特例減額の控除額を時限的に各年度五百億円、三年間引き上げる、ちょっと分かりにくいんですけれども、控除額の減額を引き上げるということなので、すなわち、協会けんぽに渡る国庫補助は引き下がる、そういった措置になっております。
協会けんぽの財政については、足下では一定の安定性が見られておりますが、今後を見通…
この発言のページ
- (上の発言)
132間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
協会けんぽにつきましては、先ほど委員もお触れいただきましたように、近年、堅調な保険料収入などを背景に、健全な財政運営が定着しております。準備金も積み上がっているということでございますが、そうしたことも踏まえまして、協会けんぽにおいて、今年度から三十四年ぶりに平均保険料率の引下げが行われるとともに、本法案では、現行の国庫補助額を減額する措置について、減額幅を更に上乗せする時限的な措置を盛り込んだところでございます。
この時限措置の考え方ですけれども、現行の国庫補助額を減額する措置が開始したのは平成二十七年度以降なのでございますが、それ以前の剰余金のうち、単年度の収支差がプラスとなった平成二十二年度の翌年度である平成二十三年度から二十六年度までの四年度の間に現行の特例減額が行われていたと仮定した場合の控除額を基に、国庫補助一六・四%分は幾らかというのを計算しますと、総額約千五百億円となります。
これを国庫支出額から追加的に差し引く法律上の措置ということなんですが、これを、じゃ、いきなり千五百億円を一年で全部お返しいただくのかということではなくて、本措置が財政に与える影響を平準化する、ならしていくという観点から、三年間の時限措置として、各年度五百億円を追加的に国庫支出額から差し引くこととして御提案申し上げているものでございます。
133沼沼崎満子(中道)
ありがとうございます。
今の御説明を踏まえると、今回の措置は、これまでの経緯を踏まえた調整的な対応というふうに理解をいたしました。ということは、将来的な、この三年が終わった後に、その後もこういった措置が継続ということではなくて、一定期間に限った措置という理解でよろしいでしょうか。
この発言のページ
134間間隆一郎厚生労働省保険局長
御指摘のとおりと思います。
今回の措置は、特例減額の考え方を若干過去にも適用した場合どうなるかということですので、限定的なものだと考えております。
この発言のページ
135沼沼崎満子(中道)
承知しました。
そこを踏まえてなんですが、協会けんぽの収支の今後の見通しをどのように考えているかについてお伺いをします。
足下で準備金が積み上がっているとはいえ、今後の高齢化の進展、先ほども言いましたけれども、医療費の増加、そういう中でこれから協会けんぽの収支が中長期的にどのように推移していくか。それは、制度の安定運営や、被保険者の負担、事業主の負担、国庫補助をどれからどうしていくか、そういうことを考える上では将来見通しは非常に重要だと思っております。
そこでお伺いしますが、協会けんぽの中長期的な収支についてどのような見通しを現状で持っておられるで…
この発言のページ