御答弁をいただきましたが、今お話にもありましたけれども、日本国内でも水素が観測されている場所があるというところであります。お話にもありました、かんらん岩が水と反応して、その際に蛇紋岩に変わると、同時に水素も生成するというところで、例えば長野県の白馬村の温泉地域では、そうしたものが発生している、蛇紋岩が相当出ているというところも見つかっているところであります。
他方で、水素が生成されるといっても、そこが、貯留される場所がその地形上あるかとか、幾つもの要素はあるわけでありますけれども、ただ、かんらん岩の埋蔵地域というのが天然水素を有する場所として地理条件の重要な要素になってくるわけであります。その中で、やはり地域の中で様々そういう場所というのがあるということのお話の中で、今、調査を含めて、経済性を見極めていくんだというお話をいただきました。
かんらん岩ということでいうと、おおむね分布も出ているわけでありますけれども、北海道の日高地域、様似町というところにアポイ岳というのがありますが、アポイ岳とその周辺の地域は、地下数十キロのマントルを構成するかんらん岩がプレートの衝突によって地表を丸ごと突き出している、世界的にも珍しい場所だということで、ユネスコの世界ジオパークにも認定をされている場所でもあります。
地球の内部を直接見ることができる学術的な貴重な場所ということで、そういう世界的な注目をされているわけでありますけれども、私は、将来的に、純国産のクリーンエネルギー産出の場所にも、あるいはそうした可能性も、期待を寄せることができるんじゃないかというふうに思うわけであります。
事実、名古屋大の研究グループも、二〇二四年十月にアポイ岳の周辺の幌満かんらん岩体エリアで局地的に有意な水素濃度の異常を捉えることに成功したんだということを、翌年の二〇二五年、昨年ですけれども、三月に発表されています。論文という形にはなっていないので、発表というところにとどまっているわけでありますけれども、ただ、こうした学術的な場所が新たな資源の可能性があるということは、よく、十分に注目していくべきだと思っているんです。
経産省に伺いますけれども、アポイ岳、学術的にも大変重要な場所でもあり、また自然公園にも認定をされているところでもありますけれども、私は天然水素を探査していく上で極めて重要な地域なんじゃないかと思いますが、政府は、天然水素の確保もそうですし、基礎的な調査も含めて、アポイ岳やその周辺の持つポテンシャルをどのようにお考えか、御答弁をいただけますか。
53伊伊吹英明経済産業省製造産業局長
お答え申し上げます。
ナフサの代替として、先生御指摘のように、メタノールを原料として、エチレンとかプロピレン、こういった化学製品を作るということは技術的には可能というふうに考えています。
他方、こうした技術を実用化していくには二つ課題がありまして、一つは、安定的に原料であるメタノールをきちんと確保していくこと、それからもう一つは、メタノールからエチレンとかプロピレンを作るときの生産の効率、これをしっかり改善をしていく必要があると思っております。
元々、グリーンイノベーション基金、CO2を減らす、化学メーカーはCO2を減らすべき大事な産業でございます…
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山岡達丸(中道)
ありがとうございます。今、明快に御答弁をいただきました。将来的にはなり得ると。ただ、他方で、今お話もありましたけれども、安定的な確保と、そして、化学品でありますから、効率よく、コスト面も踏まえた素材の生成等ができればそれも可能なんだというお話でございます。
水素とCO2を組み合わせると申し上げましたが、CO2もCO2で、これは簡単ではないんですけれども、ただ、CO2は、地中に取り込むCCSの技術、北海道苫小牧でもこれは相当実証も進めてきて、これから本格的になろうという手前でありますけれども、このCCSに連動するといいますか、それに関連するCCUという、…
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55和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
お答え申し上げます。
委員御指摘の天然水素でございますけれども、これは、地下で地質学的反応により生成されまして、地中に賦存する水素分子でございます。主として、かんらん岩の蛇紋岩化反応、それから水の放射線分解等によって生成されることが知られてございます。
我が国におきましては、蛇紋岩等が全国的に分布しているほか、一部地域では温泉水等から水素が観測された事例もございます。したがって、地下において水素が生成されている可能性があるというふうに認識をしてございます。
現在、JOGMECにおきましては、天然水素の生成、貯留プロセスの解明、それから賦存可能性の評…
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- (上の発言)
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山岡達丸(中道)
御答弁をいただきましたが、今お話にもありましたけれども、日本国内でも水素が観測されている場所があるというところであります。お話にもありました、かんらん岩が水と反応して、その際に蛇紋岩に変わると、同時に水素も生成するというところで、例えば長野県の白馬村の温泉地域では、そうしたものが発生している、蛇紋岩が相当出ているというところも見つかっているところであります。
他方で、水素が生成されるといっても、そこが、貯留される場所がその地形上あるかとか、幾つもの要素はあるわけでありますけれども、ただ、かんらん岩の埋蔵地域というのが天然水素を有する場所として地理条件の重要な要素になってくるわけであります。その中で、やはり地域の中で様々そういう場所というのがあるということのお話の中で、今、調査を含めて、経済性を見極めていくんだというお話をいただきました。
かんらん岩ということでいうと、おおむね分布も出ているわけでありますけれども、北海道の日高地域、様似町というところにアポイ岳というのがありますが、アポイ岳とその周辺の地域は、地下数十キロのマントルを構成するかんらん岩がプレートの衝突によって地表を丸ごと突き出している、世界的にも珍しい場所だということで、ユネスコの世界ジオパークにも認定をされている場所でもあります。
地球の内部を直接見ることができる学術的な貴重な場所ということで、そういう世界的な注目をされているわけでありますけれども、私は、将来的に、純国産のクリーンエネルギー産出の場所にも、あるいはそうした可能性も、期待を寄せることができるんじゃないかというふうに思うわけであります。
事実、名古屋大の研究グループも、二〇二四年十月にアポイ岳の周辺の幌満かんらん岩体エリアで局地的に有意な水素濃度の異常を捉えることに成功したんだということを、翌年の二〇二五年、昨年ですけれども、三月に発表されています。論文という形にはなっていないので、発表というところにとどまっているわけでありますけれども、ただ、こうした学術的な場所が新たな資源の可能性があるということは、よく、十分に注目していくべきだと思っているんです。
経産省に伺いますけれども、アポイ岳、学術的にも大変重要な場所でもあり、また自然公園にも認定をされているところでもありますけれども、私は天然水素を探査していく上で極めて重要な地域なんじゃないかと思いますが、政府は、天然水素の確保もそうですし、基礎的な調査も含めて、アポイ岳やその周辺の持つポテンシャルをどのようにお考えか、御答弁をいただけますか。
57和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
お答え申し上げます。
委員お尋ねの北海道のアポイ岳でございますけれども、これは産業技術総合研究所による事前調査が行われてございます。それによりますと、蛇紋岩等の分布が確認されております。
一般論として申し上げますと、特定の環境状況下におきまして、かんらん岩の蛇紋岩化反応に伴い天然水素が生成されることが知られておりますので、蛇紋岩等が分布する地域においては、これは天然水素が生成している可能性はあるというふうに認識をしてございます。
他方、現時点においてでございますけれども、天然水素の生成とか貯留プロセスの解明がいまだ研究段階にあるということから、当該…
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山岡達丸(中道)
最初にも申し上げましたけれども、政治の議論でも相当これは新しい分野でもありますので、まさにこれから様々可能性を模索していくんだと思っておりますが、ナフサの様々な状況の中で、あるいは国内の資源の確保という観点から、是非、今のお話にもあったように、これはしっかりと調査、見極めをしていっていただきたいと思っております。
水素ということでございますと、先日、南アフリカの経済産業の議員団の皆様が議会へ表敬訪問いただいて、委員長を先頭に我々理事も含めて意見交換をさせていただく機会もありましたけれども、やはり、南アフリカの議員団の皆さんも、これは天然水素ということだ…
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
ナフサ以外の原料を用いた石油化学製品の製造は、中長期にわたって経済安全保障を確保する観点から重要です。
メタノール合成の原料にもなる天然水素については、地質的なポテンシャルの詳細において未解明な点が多いため、まずは、経済的に利用可能な資源や技術があるのか引き続き調査を行い、しっかりと見極めていきたいと考えております。
その上で、海外においては、天然水素の適切な資源開発を図るため、天然水素を鉱物資源として明確化する動きや規制対象として分類する国もございます。
こうした動きも踏まえ、我が国においても、天然水素の適切な資源開発を図るための方策を検討してま…
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