山岡達丸です。
また質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。
本日は、なかなかこれまで政治の議論の分野としては未開拓の分野であると思われる、水素の、特に国内の地中にある天然水素のことについて少し取り上げていきたいと思っております。
赤澤大臣は、先日、ナフサの備蓄を検討するというお話を発表されました。備蓄というのはなかなかナフサは簡単ではないというのはよく言われていることでもありますし、おおむねできることといえば、原油のまま多く備蓄するのか。ただ、これは連産品も生まれますから、今それではカバーできないから輸入しているのであって、なかなか抜本的にナフサだけを特定することが難しいし、ナフサそのものの備蓄は、揮発性の問題で長期間は難しい。ナフサからその後の素材に生成し直すということも一つの手だと思いますが、そうすると、元に戻すことが難しいですから、特定のものにした後、それをそれぞれ備蓄するということになると、それぞれのメーカーがまたコスト等をどうしていくのかとか、それぞれの需要にちゃんと合った備蓄ができるのかとか、いずれも様々課題はあると思うんですけれども。
やはり、これほどの社会問題になった状況を見れば、備蓄というのを考えていく、模索していくということは正しい方向だと私も思いますし、それは法改正も含めて様々な検討をしていただきたいと思うし、国会の中での議論も、その必要があれば、私たちもまた法改正の議論等も含めてしっかりやっていかなければならない、その思いであります。
その中で、今回、ナフサそのものに代替する、そうした素材もこれは模索していかなきゃいけないんじゃないかという観点で、この水素を取り上げさせていただきたいと思っております。
水素とCO2を組み合わせて合成されるe―メタノールは、燃料として利用できるということももちろんありますけれども、エチレンとかプロピレンなどの基礎化学品の製造、ここにもつながっていく。ということは、プラスチックとか医療用品、断熱材など、国民生活に不可欠な製品の製造につながっていくということになっていくというふうに思っています。これまでナフサを必要としていた石油関連製品と言われていたものが、ナフサ以外からも作れるということであります。
まず経産省に確認をしていきたいと思いますけれども、このe―メタノールを始めとする、水素を活用した合成燃料もそうですが、この素材、国内で安定して製造できるようになれば、これは、ナフサから生成される基礎化学品と同等の素材を生成して、ナフサ代替の有力な手段の一つになり得るんじゃないかと思いますが、御答弁いただけますか。
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赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
今のお話の委員の問題意識は、私も共有をいたします。
委員御指摘のとおり、人権や環境といった価格以外の要素が評価された財・サービスの市場を創出することは、公平な競争環境の実現に資するというふうに思います。このため、サプライチェーンにおける人権尊重の取組を世界共通の課題として進めることが重要であると思います。
経産省では、関係省庁と連携し、企業に人権デューデリジェンスを促すためのガイドラインを策定、周知を行ってまいりました。その中で、例えば、調達する製品、サービスの価格が不当に廉価でないか、廉価である場合には留意せよという、そういう働きかけをしているとこ…
この発言のページ
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吉田宣弘(中道)
ありがとうございました。
終わります。
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工藤彰三(自民)
次に、山岡達丸君。
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- (上の発言)
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山岡達丸(中道)
山岡達丸です。
また質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。
本日は、なかなかこれまで政治の議論の分野としては未開拓の分野であると思われる、水素の、特に国内の地中にある天然水素のことについて少し取り上げていきたいと思っております。
赤澤大臣は、先日、ナフサの備蓄を検討するというお話を発表されました。備蓄というのはなかなかナフサは簡単ではないというのはよく言われていることでもありますし、おおむねできることといえば、原油のまま多く備蓄するのか。ただ、これは連産品も生まれますから、今それではカバーできないから輸入しているのであって、なかなか抜本的にナフサだけを特定することが難しいし、ナフサそのものの備蓄は、揮発性の問題で長期間は難しい。ナフサからその後の素材に生成し直すということも一つの手だと思いますが、そうすると、元に戻すことが難しいですから、特定のものにした後、それをそれぞれ備蓄するということになると、それぞれのメーカーがまたコスト等をどうしていくのかとか、それぞれの需要にちゃんと合った備蓄ができるのかとか、いずれも様々課題はあると思うんですけれども。
やはり、これほどの社会問題になった状況を見れば、備蓄というのを考えていく、模索していくということは正しい方向だと私も思いますし、それは法改正も含めて様々な検討をしていただきたいと思うし、国会の中での議論も、その必要があれば、私たちもまた法改正の議論等も含めてしっかりやっていかなければならない、その思いであります。
その中で、今回、ナフサそのものに代替する、そうした素材もこれは模索していかなきゃいけないんじゃないかという観点で、この水素を取り上げさせていただきたいと思っております。
水素とCO2を組み合わせて合成されるe―メタノールは、燃料として利用できるということももちろんありますけれども、エチレンとかプロピレンなどの基礎化学品の製造、ここにもつながっていく。ということは、プラスチックとか医療用品、断熱材など、国民生活に不可欠な製品の製造につながっていくということになっていくというふうに思っています。これまでナフサを必要としていた石油関連製品と言われていたものが、ナフサ以外からも作れるということであります。
まず経産省に確認をしていきたいと思いますけれども、このe―メタノールを始めとする、水素を活用した合成燃料もそうですが、この素材、国内で安定して製造できるようになれば、これは、ナフサから生成される基礎化学品と同等の素材を生成して、ナフサ代替の有力な手段の一つになり得るんじゃないかと思いますが、御答弁いただけますか。
53伊伊吹英明経済産業省製造産業局長
お答え申し上げます。
ナフサの代替として、先生御指摘のように、メタノールを原料として、エチレンとかプロピレン、こういった化学製品を作るということは技術的には可能というふうに考えています。
他方、こうした技術を実用化していくには二つ課題がありまして、一つは、安定的に原料であるメタノールをきちんと確保していくこと、それからもう一つは、メタノールからエチレンとかプロピレンを作るときの生産の効率、これをしっかり改善をしていく必要があると思っております。
元々、グリーンイノベーション基金、CO2を減らす、化学メーカーはCO2を減らすべき大事な産業でございます…
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山岡達丸(中道)
ありがとうございます。今、明快に御答弁をいただきました。将来的にはなり得ると。ただ、他方で、今お話もありましたけれども、安定的な確保と、そして、化学品でありますから、効率よく、コスト面も踏まえた素材の生成等ができればそれも可能なんだというお話でございます。
水素とCO2を組み合わせると申し上げましたが、CO2もCO2で、これは簡単ではないんですけれども、ただ、CO2は、地中に取り込むCCSの技術、北海道苫小牧でもこれは相当実証も進めてきて、これから本格的になろうという手前でありますけれども、このCCSに連動するといいますか、それに関連するCCUという、…
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55和和久田肇資源エネルギー庁資源・燃料部長
お答え申し上げます。
委員御指摘の天然水素でございますけれども、これは、地下で地質学的反応により生成されまして、地中に賦存する水素分子でございます。主として、かんらん岩の蛇紋岩化反応、それから水の放射線分解等によって生成されることが知られてございます。
我が国におきましては、蛇紋岩等が全国的に分布しているほか、一部地域では温泉水等から水素が観測された事例もございます。したがって、地下において水素が生成されている可能性があるというふうに認識をしてございます。
現在、JOGMECにおきましては、天然水素の生成、貯留プロセスの解明、それから賦存可能性の評…
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