土橋章宏 (チームみらい)

2026年6月17日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 213 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 232 発言)

御答弁ありがとうございました。

この件に関しましては、もし第三者とか国が入りますと、どっちの責任か分からないといった問題も発生すると聞いておりますので、そういうふうに、すぐには変えられないのかもしれませんけれども、そういったトレーサビリティーとか罰則をつけるなどして、もしまだそれでも起こるようだったら、もう一度検討してもいいのかなと私は思います。

次に、再稼働審査について伺います。

現在、運転中の原子炉は十一基、停止中が二十二基とされ、設置変更許可を得ながら再稼働に至っていない原子炉もあります。再稼働の遅れの一因として、適合性審査の長期化や、いつ終わるのかの予見可能性の低さ、規制側の体制が指摘されています。例えば、柏崎刈羽の特重施設は完成見通しが二〇二九年、二〇三一年とされるなど、工程の長期化が現実的に再稼働時期を左右しております。

一方、世界の重立った国々は、今、AI競争に乗り遅れないよう、原子力発電所建設を進めているところが多いです。そんな中、日本だけブレーキがかかっている状態にも見えます。

先月から、エヌビディアのCEO、ジェンスン・フアン氏がアジアを歴訪していますが、台湾、韓国、中国を重点的に回った一方、日本には訪問がありませんでした。これをジャパン・パッシングと言うのはちょっとうがち過ぎかもしれませんが、台湾や韓国ではAI工場や巨大データセンターの計画が次々出るのに、日本は電力や規制、投資の面でスピード感を出せていない感があります。

また、日米投資イニシアチブでは八十兆円を投じますが、そのうち十兆円ほどを使ってアメリカに原子力発電を、これは小型のモジュール炉だと思いますけれども、十基造る案が浮上しているなど、日本のお金を使ってアメリカのAIを走らせようとしているかのごとくです。

日本でも、AIを動かすための電力の確保は急務です。世界最高レベルのAIとまではいかなくとも、ソブリンAIやバーティカルAIは必ず必要になる技術だと思っております。

そこで、お伺いします。

安全水準を維持した上で、審査の標準的な所要期間や進捗の見える化による予見可能性の向上や、原子力規制委員会の審査人員、体制の強化がなされているかなどをお聞かせください。

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