香月有佐ENEOS Power株式会社取締役副社長執行役員

2026年6月12日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 64 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 189 発言)

容量市場の単価というのは、今見直しも含めて検討されておりますけれども、おっしゃるとおり、再生可能エネルギー、特に風力の場合はそんなに大きな変動というのはないんですけれども、太陽光はやはり昼間しか発電しませんので、私どもの自前の電源も、やはり昼間は逆に落として夜間とか夕方から立ち上げるみたいな形で、逆DSS運転みたいなことをやることが増えております。

発電所の立場から言いますと、やはり発電所の出力を上下動させるということは、機械も傷みますし、発電効率もかなり落ちます。そういう意味ではメンテナンスコストも上がっていくという形で、そちらの発電所だけを見ると余り効率的ではないというのは実態でございます。

ただ、全体で見たときに、やはり再エネのよさというのは変動費がゼロであるということですので、全体のベストミックスを追求していくために火力が逆にやれることをやっていくということが重要なのではないかというふうに思っておりますし、蓄電池も微妙な周波数調整ですとか瞬時の応答性が高いので、私どもとしますと、そういった幾つかの電源をバランスよく持って供給力を確保する、それと、また系統の安定性に貢献していきたいというふうに思っております。

話を元に戻しますと、そういう意味では、容量市場の単価というのは当初見込んでいたよりは見直しがかなり必要だという形になっております。現在見直しも進んでおりますので、そこは発電事業者としては期待したいところでございます。ただ一方で、おっしゃったとおり、そちらを余り上げてしまうと、こちらは容量拠出金という形になりまして、最終的にはお客様の負担になっていきますので、そこのバランスをよく取って、容量市場で本当に確保しなければならないキロワットというのはどれぐらいなのかというところの精査が必要になってくるというふうに思っております。

以上です。

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