赤澤亮正 (自由民主党)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 17 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 132 発言)

御指摘のような価値観の転換も非常に重要であるということで、問題意識を共有をいたします。

気候変動は人類共通の待ったなしの課題であると認識しておりまして、政府としては、エネルギー安定供給、経済成長、脱炭素の同時実現を目指すGXの取組を進めております。

例えば、排出削減が困難な産業におけるエネルギー、製造プロセスの転換に向けた設備投資支援を行っており、それらを通じて産業構造全体の転換を後押ししております。

さらに、委員がまさに御指摘のとおり、大量生産、大量消費、大量廃棄といった一方通行の経済から、資源の効率的、循環的な利用を図りつつ付加価値の最大化を図る循環経済、いわゆるサーキュラーエコノミーの推進にも取り組んでおりまして、これらの取組は委員の問題意識に通ずるものだと思います。

いずれにせよ、委員御指摘のような質を重視する価値観への転換は重要な視点であると考えており、引き続き、関係省庁とも連携しつつ、産業構造の転換や循環経済システムの構築に向けて取り組んでまいりたいと思います。

その上で、一つ私が思い出すのは、これはちょっと事務方が用意したあれとずれますが、堺屋太一さんが遺作で「三度目の日本」という本を書いておられて、やはりその中で、全く委員と問題意識が共通するなと思ったのは、強い日本を目指した日本が戦争に負けるようなことがあり、次に豊かな日本を目指してやってきて、豊かになったんだけれども、それだけでいいのかといって、三度目の日本は楽しい日本であるべきだということを書いておられました。

私自身は非常に共感するところがあって、石破政権のときに楽しい日本というのを打ち出してみたんですが、国民の生活が苦しいときに何が楽しい日本だという御批判を多数受けて、余りうまくいかなかったかなという感じはありますけれども、ただ、考え方としては、やはり豊かさというと、ちょっと物量に走りやすいところがあるので、その中で楽しい日本という考え方というのは一つあるかなと。

やはり、地域のお祭りとか、そういったような日本の伝統的な価値とか、ああいうものを大事にして、そういうのを思い出しながら東京一極集中が是正されていくような、そういう日本になればいいと思いますし、もしかしたらAIがその力になるかなというようなこともちょっと思っているので、委員御指摘の問題意識はしっかり頭の片隅にというか真ん中に置きながら、しっかりいろいろ仕事をしていきたいと思います。

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