北九州市は、明治時代の官営八幡製鉄所の創業以来、日本の物づくりを支えてきた産業の町であります。また、昭和時代の大気汚染等の公害を技術で克服し、今では先進的な脱炭素の取組を進めている環境の町でもあります。常に日本経済をリードしてきた先進自治体の一つであるというふうに認識をしております。
かつて、民間による処理施設の設置が進まず、全国的にPCBを長期に保管せざるを得ない状況が問題となっている中、二十五年前の二〇〇一年に、北九州市が全国初のPCB廃棄物処理施設の立地を受け入れてくださいました。科学技術の力や環境保全の重要性に対する深い理解を有する北九州市だからこそ可能であった、歴史的な御決断であったというふうに考えております。これが、全国五か所の処理体制の整備に至る大きな第一歩となりました。
そして、その後、委員が言われたように、二度にわたる処理期限延長の申請を苦渋の御決断によりお受けいただきました。
JESCO北九州PCB処理事業所においては、累計で、コンデンサー約六万二千台、安定器等約一万トンの処理を行い、PCBによる環境リスクを大きく低減することに貢献をいただきました。
現在、PCB処理施設は解体、撤去工事が進められており、これらも、安全第一で実施をしてまいります。
北九州を始めとするJESCO施設の立地自治体や立地地域の住民の皆様の長年にわたる御協力に改めて私からも感謝を申し上げたいと思います。
108ななかやめぐ(参政)
丁寧な御答弁、ありがとうございました。
国民の安心、安全を守るため、今後も国と都道府県が責任を持って適正な処理を進めていくことを求めます。
以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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109
宮路拓馬(自民)
次に、緒方林太郎君。
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110緒緒方林太郎政府参考人など
最後、十五分、よろしくお願いいたします。
まず、PCB関連についてお伺いしたいと思います。
これは全国五か所でやっていた案件なんですね。北海道の室蘭、東京都は江東区、愛知の豊田、大阪市の此花区、そして我が町、北九州なんです。
我が町、北九州でずっとやってきて、私、間近でずっと見てまいりました。これは、二回我々は延長しているんですね。一回目、延長してくれと二〇一三年に来られました。そのときに環境省は何を言ったかというと、一回こっきりですからと言ったんですね。それで、じゃあということで一回延長した。
しかし、二〇二二年、もう一回環境省が、申し訳ないけ…
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- (上の発言)
111
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
北九州市は、明治時代の官営八幡製鉄所の創業以来、日本の物づくりを支えてきた産業の町であります。また、昭和時代の大気汚染等の公害を技術で克服し、今では先進的な脱炭素の取組を進めている環境の町でもあります。常に日本経済をリードしてきた先進自治体の一つであるというふうに認識をしております。
かつて、民間による処理施設の設置が進まず、全国的にPCBを長期に保管せざるを得ない状況が問題となっている中、二十五年前の二〇〇一年に、北九州市が全国初のPCB廃棄物処理施設の立地を受け入れてくださいました。科学技術の力や環境保全の重要性に対する深い理解を有する北九州市だからこそ可能であった、歴史的な御決断であったというふうに考えております。これが、全国五か所の処理体制の整備に至る大きな第一歩となりました。
そして、その後、委員が言われたように、二度にわたる処理期限延長の申請を苦渋の御決断によりお受けいただきました。
JESCO北九州PCB処理事業所においては、累計で、コンデンサー約六万二千台、安定器等約一万トンの処理を行い、PCBによる環境リスクを大きく低減することに貢献をいただきました。
現在、PCB処理施設は解体、撤去工事が進められており、これらも、安全第一で実施をしてまいります。
北九州を始めとするJESCO施設の立地自治体や立地地域の住民の皆様の長年にわたる御協力に改めて私からも感謝を申し上げたいと思います。
112緒緒方林太郎政府参考人など
ありがとうございました。本当に、地域の反対運動も結構あったんですね。けれども、それを、いろいろな御理解を得ながら継続してやり終えたということで、今の環境大臣の御評価、ありがたく承りたいというふうに思います。
その上で、我が町はリサイクル業で一生懸命頑張っています。このPCBのみならず、ペットボトルとか、これから大型の電炉の工場がうちの町で行われることになりますので、そのスクラップの話とか、この後のスクラップヤードの話にもつながりますけれども、リサイクル業でしっかり頑張っていきたいと思います。
ですので、今回の貢献に鑑みて、今後、うちの町からいろいろと…
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113
辻清人(自民)環境副大臣・内閣府副大臣
お答えします。
昨年度、環境省では、再生材サプライチェーンの構築に向けた現状把握と課題分析、今後の対策の方向性を整理することを目的に、プラスチックや金属資源など十の循環資源を対象に調査を実施しました。この中で、調査結果を地域の課題解決に生かせるかについて、北九州市と室蘭市を対象にケーススタディーを行いました。
といいますのは、本調査事業において、北九州市については、既に大臣からもお話がありましたように、物流インフラやAI技術、潤沢な再生可能エネルギーを積極的に活用することで、全国規模での循環資源の回収、リサイクル事業の効率化、脱炭素化を実現できるポテ…
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114緒緒方林太郎政府参考人など
今聞いていると思います。ありがとうございました。
それでは、スクラップヤードの質問に移っていきたいと思います。
これは、私は、少しこれまでの議論でもあったんですけれども、規制の重複がかなり生じると思うんですね。ここまで皆さん方の言及がなかったんですけれども、昨年の国会で、警察庁所管で金属窃盗に対する法律が通りました。あの法律、もちろん、この法律とスコープは違うんですけれども、多分、対応する業者は一緒だと思います。そうすると、金属窃盗の法対応がある。そして、今回新しく作る法の対応がある。更に言うと、先ほど井原議員からもありましたけれども、地方自治体レベ…
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