山下英俊一橋大学大学院経済学研究科・准教授

2026年4月24日・第221回国会 衆議院 環境委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 14 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 99 発言)

山下です。

御質問ありがとうございました。

キロワット一万円の費用をどうするかというお話なんですけれども、経済学者ですので、逆に、それをどうやって賄うかという観点からお話しさせていただきたいと思うんですが。

経済学的に申しますと、パネルというのは、消費財ではなくて資本財、お金を生み出すものです。ですので、発電事業を続けていけば、あとどのくらい発電したら一万円稼げるかという観点でお話しさせていただきますと、一キロワットのパネルが一時間フルに発電したら一キロワットアワーになります。キロワットアワー十円で売れれば、一時間で十円お金が入ってくることになります。一万円ということは、千時間発電できればいい。千時間というのはどのくらいかというと、おおよそ一年間、太陽光で発電できる時間だと思っていただくとよいと思いますので、一年発電できれば一万円のお金が入ってくるということになります。

ただ、それがそのまま収入になるというわけではなくて、維持管理の費用がかかりますので、それが大体キロワット五千円くらいというふうに言われていますから、そうすると、一年では足りなくて、二年ということになります。

ただ、十円で売れるかという話もあって、これが仮に五円に下がってしまったら二年だったのが四年になるというような形ですので、いずれにしても、そのくらいの負担ですので、私からは、繰り返しになりますけれども、なるべく長く使って発電して稼いでいただくというのが重要ではないかと考えております。

以上です。

前後のやりとり

10の発言を見る

18の発言を見る