花田貴裕外務省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化参事官

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 外務委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 104 発言)

お答え申し上げます。

近年、世界人口の増加に伴う水産物需要の増大などを背景といたしまして、国連食糧農業機関、FAOによれば、世界の漁業、養殖業生産量は、二〇〇〇年以降、二〇二三年までに約六五%も増加しております。一方で、同期間中の我が国の漁業、養殖業生産量は約四〇%も減少していると承知しております。また、同じくFAOによれば、違法・無報告・無規制漁業、いわゆるIUU漁業でございますが、こちらは世界の漁獲量の二〇%以上を占めるとされ、持続可能な漁業にとって深刻な脅威となっていると認識しております。

これらを踏まえまして、一九九五年に採択されました国連公海漁業協定、いわゆるUNFSAでございますけれども、これに基づき、現在、魚種別又は海域別に地域漁業管理機関、いわゆるRFMOが設立されており、各RFMOにおいては、対象漁業資源の漁獲可能量、各国割当ての決定、乱獲防止のための漁法、漁具規制、IUU船舶リストの作成、漁船の監視、取締り等が行われており、我が国は、責任ある漁業国として、マグロ類を管理する全てのRFMOを含む多数のRFMOに加盟し、国際的な資源管理に積極的に取り組んでいるところでございます。

加えまして、昨年九月に発効いたしましたWTO漁業補助金協定においては、加盟国は、IUU漁業につながる補助金や、乱獲された資源の枯渇を助長する補助金の原則禁止等の義務を負っており、我が国といたしましては、当該義務の履行が確保されるよう、引き続き積極的に取り組んでいく考えでございます。

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