茂木敏充 (自由民主党)外務大臣

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 外務委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 114 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 174 発言)

御配慮ありがとうございます。

例えば、アフリカ出張に行きます場合は、商用便を使いまして主要空港まで行った後、アフリカ域内の移動につきましては小型のチャーター機等を使わせていただいて、できる限りその部分は機動的に活動できるように努めているところであります。

その上で、米・イラン間の交渉の状況でありますが、一時間半ぐらい前に近藤委員の御質問にお答えをいたしまして、それから急遽状況が変わっているわけではないので、そんなに、どうしても似たお答えになるということを御承知いただきたいと思うんですが。

大きな方向性として、米国もそうでありますけれども、イラン、また仲介国も、まずはMOUを結ぶ。そして、停戦の状態の中で、残された論点、高濃度のウランの濃縮、濃縮されたウランの取扱いであったりとか、制裁の解除をどうしていくのか、こういった点も残ると思うんですが、こういった論点について協議を行う。二段階で合意を目指すという方向で協議が進められている、このように理解をいたしております。

これに関連して、様々な報道等が毎日のように出ているところでありますが、現時点で、米・イランの間で何らかの合意に達したという確たる情報には接していないところでありまして、これはこの委員会に入ります前にも確認をしたところであります。

日本としても、事態の鎮静化に向けて外交努力を継続しておりまして、私自身、先週の金曜日には、イランのアラグチ外相と二月二十八日の事態の発生以来六回目となります電話会談を実施をいたしまして、アラグチ外相に対して、イランが引き続き最大限の柔軟性を発揮して、米国との協議を早期に再開されることを強く期待をしている旨、働きかけたところであります。

同時に、ペルシャ湾内には、多くの日本関係船舶、また、日本人が、まだ三人の乗組員が乗船している船もありますので、そういった日本関連の船舶も含めて、全ての船舶の安全で自由な航行の必要性、こういったことも訴えかけをさせていただきました。

また、二十六日、今週は、クアッドの外相会合がデリーで開かれましたので、その際に日米の外相会談を実施をいたしまして、ルビオ国務長官に対しまして、ホルムズ海峡の安定を含めて米・イラン間の合意が一刻も早く実現することが重要である、この旨を伝えて、日米で緊密に連絡、連携をしていくということを確認をいたしました。

また、昨日の夕刻には、カタール、様々な形で仲介努力を行っておりまして、今回も、言い方としてはパキスタンとの仲介を後押しする外交努力、こういう言い方をされておりますが、こういったことを進めているムハンマド首相と、これも、今年の一月にお会いをして、また先日も電話会談をして、また、昨日、電話会談ということでありましたが、事態の鎮静化及びホルムズ海峡の安定化に向けた協力、さらには、カタールとの間では、LNGを始めエネルギーの我が国にとっての重要な供給源でありますので、これを始めとする二国間の協力について一致をしたところであります。

こういったやり取りの中で、当然、情報の収集であったりとか、また情報についての共有、こういったことも行ってきておりますが、これは外交上のやり取りでありますので、詳細についてお話しすることはできないということは御理解いただければと思います。

日本として、引き続き、米国とイランとの協議であったり仲介国の外交的な取組を後押しするとともに、ホルムズ海峡における自由で安全な航行の回復に向けて、国際社会と連携をしながらできる限りの外交努力を粘り強く続けていきたい、こんなふうに考えております。

前後のやりとり

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