高木かおり (日本維新の会)

2025年12月15日・第219回国会 参議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 170 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 373 発言)

財源もしっかりと責任を持って確保していただけるということで、大変心強い御答弁いただきました。ありがとうございます。

それでは次に、メンタルヘルスに関する課題について質問をしたいと思います。

こちらのパネル二を御覧ください。

これは十一月三十日の日経新聞の朝刊一面にあったものでございます。横浜市立大学と産業医科大学の研究チームによると、働く人のメンタル不調による経済損失が年間およそ七・六兆円に上るという試算が出ています。この七・六兆円の内訳なんですけれども、このメンタル不調による欠勤の損失、これが〇・三兆円、それに加えて、出勤はしているんだけれども心身の不調で本来のパフォーマンスを発揮することができないことによる損失、これが七・三兆円あるということなんです。これ、日本のGDPの一%強に相当しますし、こちらのパネルにもありますとおり、ほかの例えばがんやたばこの経済損失額と比べても大変大きいということでございます。また、令和四年国民医療費概算によると、六十五歳未満の精神疾患に係る医療費が約一・一兆円ということでございますので、もう実にこれ七倍もの社会経済的損失なんですね。

年々、これメンタル不調の方々が、気分障害の患者さんも増えているということでございます。いろんな理由があることは承知はしているんですが、この試算、従来の病気の治療に係る医療費という直接的コストと比べて、働いてはいるがパフォーマンスが出ないという、プレゼンティーイズムと言われているこの社会的コストがはるかに大きいということを試算しているということなんですが、これ、上野厚労大臣、お尋ねしたいんですけれども、政府は、この年間七・三兆円というこのまさに見えないコストの大きさをどう認識されて、これ国家的な課題として対策講じるお考えはありますでしょうか。お答えください。

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