加藤明良 (自由民主党)

2025年12月12日・第219回国会 参議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 348 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 446 発言)

ありがとうございます。

財源も大変厳しい、そしてまた費用も掛かるということはやはり理解をしております。ただ、やはり段階的には、子供たちに対します投資というのは、様々な面で親御さんの負担がないように、できるだけ政府の責任において、子供たちの教育であったり、医療、健康であったり、そして子供たちのこれからの国を担っていただくというその先行投資という部分で、是非子供たちに掛ける費用について、また高市内閣の方で力強い推進を図っていただきたいと改めてお願いを申し上げます。

続きまして、鈴木農林水産大臣にお伺いさせていただきますが、農業構造転換集中対策期間の事業につきましてお伺いをさせていただきます。

今年度からの五年間で、農業構造転換の集中対策期間として、それぞれの地域計画に基づきまして、農地の集積、大区画化を推進し、そして生産性向上を図り、食料安全保障の確保に通ずるこれからの生産基盤の強化に向ける事業として大変歓迎をしております。これは、地域農業の生産性向上の集中的かつ計画的な推進に大きく資するものだと承知をしております。

私の地元茨城県においても国営緊急農地再編整備事業が行われておりまして、茨城中部地区として、水戸市、茨城町で十三団地、六百五十二ヘクタールという広大な面積のうち十一団地の圃場が既に整備をされ、引き続き、残り区画を整備していただいております。本当にこれには感謝をしております。

ここで整備が完了した地権者の皆様方、生産者の皆様方は本当に喜んでおります。その業務効率化、生産性向上が図られた農地においては、地権者の皆さん方は当然収益も上がっているでしょう。今後の事業展開に自ら新しい耕作農業機材を購入し、ICT化の構想に及ぶなど、七十代の農家の生産者の方が口にするとは思えないような大胆な構想を自ら口にされ、打ち明けているという、大変明るい地域の期待感がもたらされているという事業でございます。

しかし、この間は、この事業には本当に長い年月が掛かっておりましたし、決して平たんではございませんでした。その中で、地域の土地改良のリーダーであったり、さらには地権者の御理解だったり、そして行政の熱意があったからこそ、今そういった成功面が見れているんだと思っております。

言うまでもなく、我が国の農業は高齢化、そして慢性的な担い手不足、そして今、燃料、資材高騰、耕作放棄地の増加など、様々な課題を多く抱えているところでございますが、日本の農業を守っていくためには、生産者が持続可能で再生産可能な安定した収入があるかどうかということが本当に大きいと思っております。その手取りが安定をすれば、自ら次の事業計画が立って、将来への希望があって、そしてその先に担い手が育つということだと思っております。

そのためには、国の食料安全保障上の普遍的な計画も重要だと思っております。農地整備には本当に時間が掛かっております。今回の事業を弾みとして、さらに、その環境整備には普遍的な国の食料安全保障の政策目標と計画、これをしっかり組んでいただき、そして地域の農政局や自治体、さらには土地改良区、農業組合など、皆様方の協力の下でこれを伴走的に支援する必要があると思っています。とても五年間では終わる事業ではありませんので、しっかりと見ていただく、そのような期間が必要だと思っております。

さらには、中山間地域においては、条件が更にきめ細かくなければ補い切れないような環境もあると思いますし、それぞれの環境の下で、体制整備をより緊密、綿密に取っていただく必要があると思っております。伴走型支援での環境変化に応じた品種改良や、また機材などの研究開発も重要と考えております。

この品種改良という部分では、地元茨城県で、今、サツマイモ、カンショの基腐れ病も発生をしておりまして、これも今県を通じて、県が今一生懸命対応しておりますけれども、これに対応できるような更なる国の研究も是非併せてお願いを申し上げたいと思います。

この基腐れ病についても、是非大臣から一言御意見をいただき、質問させていただきます。よろしくお願いします。

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