お答え申し上げます。
米の需給につきましては、委員御指摘の表のとおり、これまでその需要のマイナストレンドを前提として、特に令和三年、四年につきましては在庫水準が高かったことを踏まえて、令和三年産の生産量については六百九十三万トン、令和四年産につきましては六百七十五万トンという見通しを立てておりました。この結果として飼料用米の作付けが増加したわけでございますが、この段階ではまだ米の不足感というのは発生していませんでしたし、在庫の量も五年の六末時点で百九十七万トンということで、まだ一定量あったということでございました。
ただ、その後の令和五年度以降につきましてもこういう、そういうような状況の下でマイナストレンドの需要の見通しを前提に生産量の見通しを立てていたということでございますが、この見通しについて、精米歩留りの悪化、インバウンド需要増加、あるいは家計購入量の増加というところを考慮できていなかったというところが原因で、結果として生産量が需要量を下回るという形になったということで、民間在庫が大幅に取り崩されたということが生じたというふうに認識しております。
こうしたことを踏まえまして、今般、需要見通しの算定方法を改めまして、人口減少や直近の一人当たりの精米ベースの消費量の実績を考慮すること、インバウンド需要の動向や精米した場合の歩留りにも考慮すること、こういったことを入れて需要見通しの精度の向上を図るとともに、需要に対して余裕を持った形の需給見通しを立てるという方向で見直したところでございます。
こうした需要の見通しを踏まえまして、令和七年産、八年産に関する需給見通しを十月三十一日にお示ししたところでございますが、今後とも、本委員会での御議論や関係者の御議論を踏まえながら、需給に関する一層精緻な情報の提供に努めてまいりたいと、まいらなければいけないというふうに思っております。
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上月良祐(自民)
ありがとうございました。
事態が動いているところでもありますので、しっかり適切に対応していっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
それでは、元々質問しようと思っておりました米の関係を中心に質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、需要見積り、見通しの誤りについて、大臣に見解を伺いたいと思います。
今年八月の自民党本部での農林の会合で、農水省が需給見通しの誤りについて認めて、供給が足りていなかったことを認めて謝罪をされました。これ、与党で農林関係に真剣に取り組んでいた私も農水省の見解を変えられなかった責任がある一人…
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
御指摘ありがとうございます。
まず、これまでの需給見通しは、人口減少等による需要のマイナストレンドの継続を前提として翌年産の需要量と生産量の見通しを作成してきたところでありますが、令和五年及び六年の需給見通しにつきましては、高温障害等により精米歩留りが悪化し、玄米必要量が増加したこと、そしてまたインバウンドなども含めました一人当たりの消費量が増加したことなど、直近の消費動向を考慮することができなかったため、需要実績が見通しを上回った結果、生産量が需要量に対して不足をしてあのような事態を招いたというふうによく、深く認識をしています。
私自身も、昨年夏の…
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上月良祐(自民)
ありがとうございます。
大臣からしっかり今お話をいただきまして、その反省を十分に生かして今後の対応に当たっていただきたいと思いますし、私自身もそうしていきたいというふうに思っております。
それで、局長にちょっとお聞きしたいんですけど、反省するのはいいんですけど、何で間違ったかをちゃんと分かっていないと反省できないし、次に生かせないと思うんで。
それで、資料一をちょっと御覧いただきたいんですけど、資料一見ていただくと、これ需給の見通しですよ。緑が生産量、赤が需要量です。これ、つぶさに見ていただくと、括弧が見通しの時点で立てていたもので、実数で書いてあ…
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- (上の発言)
9山山口靖農林水産省農産局長
お答え申し上げます。
米の需給につきましては、委員御指摘の表のとおり、これまでその需要のマイナストレンドを前提として、特に令和三年、四年につきましては在庫水準が高かったことを踏まえて、令和三年産の生産量については六百九十三万トン、令和四年産につきましては六百七十五万トンという見通しを立てておりました。この結果として飼料用米の作付けが増加したわけでございますが、この段階ではまだ米の不足感というのは発生していませんでしたし、在庫の量も五年の六末時点で百九十七万トンということで、まだ一定量あったということでございました。
ただ、その後の令和五年度以降につきましてもこういう、そういうような状況の下でマイナストレンドの需要の見通しを前提に生産量の見通しを立てていたということでございますが、この見通しについて、精米歩留りの悪化、インバウンド需要増加、あるいは家計購入量の増加というところを考慮できていなかったというところが原因で、結果として生産量が需要量を下回るという形になったということで、民間在庫が大幅に取り崩されたということが生じたというふうに認識しております。
こうしたことを踏まえまして、今般、需要見通しの算定方法を改めまして、人口減少や直近の一人当たりの精米ベースの消費量の実績を考慮すること、インバウンド需要の動向や精米した場合の歩留りにも考慮すること、こういったことを入れて需要見通しの精度の向上を図るとともに、需要に対して余裕を持った形の需給見通しを立てるという方向で見直したところでございます。
こうした需要の見通しを踏まえまして、令和七年産、八年産に関する需給見通しを十月三十一日にお示ししたところでございますが、今後とも、本委員会での御議論や関係者の御議論を踏まえながら、需給に関する一層精緻な情報の提供に努めてまいりたいと、まいらなければいけないというふうに思っております。
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上月良祐(自民)
ありがとうございました。
いろんな要因があったんだと思います。途中で意見を変える、見解を変えるってすごい難しいことだと思うんですよ。でも、それをやらなきゃいけないときにやらなきゃいけないんだということを、役所の役人の皆さんも大臣をしっかり支えて、ここは意見を変えなきゃいけないところだというタイミングがあればそういうふうに是非やっていただきたいと思いますし、これまで米は冷害との闘いだったわけですよ。ところが、今、高温障害との闘いと、もうゲームが変わってしまって、そこが令和五年のこの赤いところがばあんと伸びているところの大きな原因の一つなわけでありますので…
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
御質問ありがとうございます。
私も、今思い出すと、当時、農林部会で上月部会長に、一議員として、どうなってんだというのを確認してこいって、そういえば言ったなということを思い出したところであります。
まず、米政策につきましては、前政権の下で閣議決定された食料・農業・農村基本計画において、輸出拡大を見込んで、二〇三〇年の生産目標を二〇二三年比で七百九十一万トンから八百十八万トンにすることとしており、この増えていく需要に応じた形で生産をすることにより米の需給の安定を図っていくという方針は今も変わることはありません。
この方針の下で、まず、米粉や輸出を含めた…
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上月良祐(自民)
ありがとうございます。
経営体が十年で半減していく中ですから、需要をこれからは維持することが難しくなってくる時代だというふうに思っております。その中で需要をつくっていって、その需要に応じた、量だけではなくて内容も、輸出には輸出に合ったものにしなきゃいけないし、米粉には米粉に合ったものにしないといけない、飼料用米は専用品種で飼料用に合ったものにしていくというような、量だけではなくて内容も質も需要に応じた生産という難しさが出てくると思いますので、是非よろしくお願いをしたいと思います。
次に、米の価格形成について、これもちょっと大臣にお聞きをしたいと思いま…
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