非常に力強い御答弁、誠にありがとうございました。
足下からしっかり追いかけていくのか、あるいは、しっかりとまずはゴールを定めた上でそれに向かっていくのかという違いが細かい部分あろうかなとは思いますけれども、大筋の、しっかりこの水田を維持をして食料安全保障を確保していく、そのためにも需要喚起をしていくといった部分は本当に合致をしておると思いますので、是非、引き続き一緒に議論をさせていただければというふうに思っております。
そうした中で、水田政策の見直し、この点についてお伺いをさせてください。
配付資料を一枚配らせていただきました。
これ、現行の水活の要綱でありますけれども、この中には、食料自給率、自給力の向上、多面的機能の維持強化等を図るためには、持続性に優れた生産装置である水田を最大限に有効活用するというふうに規定がございます。
こうした中、見直し後の水活においては、作物ごとの生産性向上、これにかじを切るという方向性が示されています。水田における麦、大豆への支援については、ブロックローテーションの中で生産性が向上していけば支援対象になるんだろうというふうに思います。一方で、じゃ、本来、水田で麦、大豆を作るということについては、畑作の方がコスト自体は安いわけですから、生産性向上という観点からはこういった旧来の転作に対する支援は出ないのだろうなというふうに思ってはおります。
正直申し上げて、私は転作助成そのものに対しては反対をしています。一方で、この転作助成というものが水田を維持をするという役割を果たしてきたこと、これは否定できないというふうに思っております。
この水活の見直しが起きる中でこの転作というものが外れていく。この中において、水田の機能を維持をするという価値観がどう変わっていくのか。現行の水活の要綱には、先ほど申し上げたとおり、水田というのは持続性に優れた生産装置であり、最大限に有効活用するんだということで、その水田の価値を認める文言が入っておる中において、見直し後の水活においてこの水田の価値というものの優先順位が下がってしまっては困るなと思っておりまして、その点について、この新しい水活の中で、水田に対する評価、水田維持という価値観がどう変化をしていくのか、お伺いをできればと思います。
82
山下雄平(自民)農林水産副大臣
かごしま委員の問題意識とちょっと質問の意図をなかなか測りかねるところではあるんですけれども、もちろんこの需要に応じた生産というのは、このそれぞれの農業者や産地が需給動向を踏まえながら自らの経営判断で作付けする作物を選択するもので、この飼料用米というものも水田を有効活用して食料自給率の向上に寄与する戦略作物の一つに位置付けられております。
食料安全保障の観点からも、需要を見据えつつ、輸入依存度の高い麦、大豆、飼料用米を含む飼料用作物などの作物を国内生産していくことが重要だと考えておりまして、今後の人口減少であったりとか、また、どういったものを食していくの…
この発言のページ
83
かごしま彰宏(国民)
御答弁いただき、ありがとうございました。通告のときと比べて少し入り込み過ぎた点もあったかと思います。その点、大変恐縮でございます。
そうした中でですね……(発言する者あり)ありがとうございます。済みません、ありがとうございます。
御答弁をいただいた点もそうでございますし、やはりこの需要に応じた生産というものを進めていった結果として、私として、やはり先ほど申し上げたとおり、将来的な食料安全保障というものが損なわれてしまってはならないと思います。
その経営的な判断であったりですとか、生産者さん自らどういった作物を作付けをしていくのか、こういった観点を磨…
この発言のページ
84
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
全く認識は一緒だというふうに思うんですね。
それで、御指摘のこの基本計画においては、米全体の生産量のKPIとして、二〇三〇年に八百十八万トン、それで、この作付面積は百四十四万ヘクタールを維持という設定をしているわけです。これらの達成に向けて、需要の変化に対応して、多収品種の導入などによる単収の増加や、地域計画に基づく農地の集積、集約化、スマート農業技術の導入などにより生産性の向上を図っていくことが重要というふうに考えております。
また、長い目で見ると、日本のお米は世界で十分に戦えるクオリティーを持っていると考えられます、私としては。なので、ある種、海…
この発言のページ
- (上の発言)
85
かごしま彰宏(国民)
非常に力強い御答弁、誠にありがとうございました。
足下からしっかり追いかけていくのか、あるいは、しっかりとまずはゴールを定めた上でそれに向かっていくのかという違いが細かい部分あろうかなとは思いますけれども、大筋の、しっかりこの水田を維持をして食料安全保障を確保していく、そのためにも需要喚起をしていくといった部分は本当に合致をしておると思いますので、是非、引き続き一緒に議論をさせていただければというふうに思っております。
そうした中で、水田政策の見直し、この点についてお伺いをさせてください。
配付資料を一枚配らせていただきました。
これ、現行の水活の要綱でありますけれども、この中には、食料自給率、自給力の向上、多面的機能の維持強化等を図るためには、持続性に優れた生産装置である水田を最大限に有効活用するというふうに規定がございます。
こうした中、見直し後の水活においては、作物ごとの生産性向上、これにかじを切るという方向性が示されています。水田における麦、大豆への支援については、ブロックローテーションの中で生産性が向上していけば支援対象になるんだろうというふうに思います。一方で、じゃ、本来、水田で麦、大豆を作るということについては、畑作の方がコスト自体は安いわけですから、生産性向上という観点からはこういった旧来の転作に対する支援は出ないのだろうなというふうに思ってはおります。
正直申し上げて、私は転作助成そのものに対しては反対をしています。一方で、この転作助成というものが水田を維持をするという役割を果たしてきたこと、これは否定できないというふうに思っております。
この水活の見直しが起きる中でこの転作というものが外れていく。この中において、水田の機能を維持をするという価値観がどう変わっていくのか。現行の水活の要綱には、先ほど申し上げたとおり、水田というのは持続性に優れた生産装置であり、最大限に有効活用するんだということで、その水田の価値を認める文言が入っておる中において、見直し後の水活においてこの水田の価値というものの優先順位が下がってしまっては困るなと思っておりまして、その点について、この新しい水活の中で、水田に対する評価、水田維持という価値観がどう変化をしていくのか、お伺いをできればと思います。
86
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
ちょっと申し上げておかなきゃいけないことは、どんな政策の見直しであったとしても、この水田の面積、機能を維持していくということが何しろ重要なんだという認識は全く変わるものでもありませんし、そのことはよく踏まえて、持続可能な水田農業、これは高市総理からも、水田や畑にかかわらず、どんな条件であったとしてもやっていける農業政策をやってほしいと言われていますから、そこに向けて頑張っていきたいというふうに思います。
この発言のページ
87
かごしま彰宏(国民)
ありがとうございます。
非常に、この水田をしっかり維持をしていくということについて繰り返し御答弁をいただいて、大変うれしく思っておりますし、またお手間を掛けて大変恐縮ではございますけれども、やはりその点、本日は加えて強調をさせていただきたかった点でございます。
私として、この点、やっぱりこの水田の面積をしっかり維持をしていかなければならないという点は新しい水活を踏まえて考えていかなければいけない最重要事項である中において、やはり、じゃ、水田の面積、何が一番広いのかというと、これは主食用米なわけでございます。ただ、現行の水活ではこの主食用米に対する直払…
この発言のページ
88
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
今の点は、具体的な支援内容とかどういう見直しになるかということについては、来年六月末、六月までに与党の先生方、そしてここにいらっしゃる先生方も含めて様々な議論をした上でやってまいりたいと思いますが、ただ、ちょっとかごしま委員と私と根本的に、何でしょう、認識が違うなというふうに思うのは、これは、やはり主食用のお米については、生産者も、しっかりと再生産可能な形の価格でちゃんと取引がされて、その方がいいというふうに思っている生産者の方が私はほとんどだというふうに思っていますし、これまでも、だから直接支払みたいな形はいっときを除いてしてこなかったというふうに私と…
この発言のページ