松田学 (参政党)

2026年1月22日・第219回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 140 発言)

参政党の松田学でございます。

本日は、参考人の皆様にはいろんなことを教えていただきまして、誠にありがとうございました。

私からは、もう金融監督御当局の方に質問をさせていただきたいと思います。

かつて日本経済がバブルだった頃に、銀行が値上がりする土地を担保にして融資を受けたらどうだと借入れを慫慂して貸し込んで、結果としてバブルが崩壊して債務者が大変な苦境に陥ったと。本件のスルガ銀行の案件を見ましても、何かこれと似たような面が、過剰融資によりまして結局債務者に被害を与えているという、銀行が収益を狙う余りですね、そういう似たような側面があるような感じに受け止めておりますけれども。

バブル崩壊の後、銀行の主たるテーマは不良債権処理。その中で、銀行もリスクテークに慎重になっている中で、私も大蔵省にいたときに携わった金融監督庁というのが設立されまして、その後金融庁になったわけなんですが、当時は銀行の財務の健全性を重視するという観点から、厳しい検査がある、もう厳格な検査というか監督ということに行きまして、結局、銀行のリスクテークを萎縮させてしまったと。それが特に中小零細企業に対するリスクマネーの提供というのをシュリンクさせてしまって不況を長引かせたという反省に立って、恐らく金融庁は、いや、むしろ積極的な融資をして、奨励してですね、この方向へと行政を転換して、低金利の下でも銀行に収益の機会を求めると、そういうビジネスモデルへの創意工夫を求めるようになったと。そういう中で、先ほども指摘のあった森当時の金融庁長官の発言もあったのではないかなというふうに思っておりますが、こういった銀行の融資、こういった行政の転換によって、結果として銀行に対する、銀行の融資行動に対するチェックが甘くなっていたということはないのかどうか、そしてそのことが今般のスルガ銀行のような問題の発生にもつながったという面はないかどうか。

当時、金融処分庁から金融育成庁へと転換するということで金融庁検査局も廃止したんではないかと思いますけれども、こうした行政の転換が本当に妥当だったのかどうかが問われているのがこの今回のスルガ銀行問題ではないかと思いますが、大臣の御所見を伺いたいと思います。

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