野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長

2025年12月4日・第219回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 29 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 238 発言)

お答え申し上げます。

御指摘の精神療法における初診の関係でございますけれども、現在の情報通信機器を用いた精神療法に係る指針の中では、やはり初診の段階でありますと十分な情報が得られない、信頼関係が構築されていないことなどで、非言語的なコミュニケーションが難しいといったこともあるので行わないということになっております。

さはさりながら、この診療分野でのオンラインの活用という観点から議論すべきということになりまして、この御指摘の有識者の検討会、精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会において、この初診を含めたオンライン精神療法の在り方について議論を進めてきていただいたところでございます。

その中では、オンライン精神療法の初診の取扱いにつきまして、やはり信頼関係の構築、非言語的コミュニケーションの難しさ等々の観点から慎重に考えるべきであるという御意見から、あるいは一定の環境を整えた上で解禁してもよいのではないかと、多種多様な御意見、あるいはいろいろな観点からの御提案が、再診の場合の扱いも含めていただいたところでございます。

現状といたしましては、具体的に初診におけるオンライン精神療法につきましては、オンライン精神療法に十分な経験がある医師が行うことを前提としつつ、行政が対応を行っている引きこもりの方などに対しまして、医療機関と行政との連携体制を構築し、そして診察時に患者のそばに保健師などの方いらっしゃると、そういった状況下において行うことを可能とする方向で今御議論を進めていただいているところでございます。

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