平木大作 (公明党)

2025年12月16日・第219回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 74 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 123 発言)

今、大臣から答弁いただいたように、事日本の立場から見たときには確かに大きな変更というのはないように読めます。あるいは、台湾に関する記述ですとか、そういったことも含めて大きな変更はない。また、日本発の概念である自由で開かれたインド太平洋、FOIPということについても明確なコミットメントが書いてあります。

その意味では、しっかりと、ここ、日米の連携というのを強化していただく必要があるわけですが、ただ、全体のトーンはやはり、同盟国の価値というものをここまである意味小さく見てしまうのかということに衝撃を受けるわけです。ある意味、日本が、逆に言うと、いろんな状況の中でいつ突き放されてもおかしくないというふうにも読めますし、また、例えば中国に関する認識のところも、ルールに基づく国際秩序、ここに中国という国をこれまで取り込もうとしてアメリカとしてさんざんやってきたけれども、これは失敗に終わってしまったという書きぶりで終わっているんですね。その後アメリカはどうするということは書いてありません。

その意味で、特にインド太平洋ということに関して言うと、やはり端々に見えてくるのは、ここの地域へのコミットメントというのは、やっぱり経済への関心から米国はコミットしていくんだということが読み取れるわけでありますし、ある意味、これ、小泉防衛大臣のある意味所管のところだけではありませんけれども、やっぱりこの経済の分野でもしっかりと日本がプレゼンスを発揮していくということが、日本のこの国家防衛戦略を今後作っていく上で本当に大きなポイントになるんだろうと思っています。

次の問い、これ、茂木大臣に是非お伺いしていきたいんですが、こういう、ある意味、米国の世界におけるリーダーシップというものが少し失われつつある中にあって、今、日中関係が緊張し、そして今回はこの中国軍機が自衛隊に対するレーダーの照射を行うというところまで行ってしまいました。

これ当然、中国軍による威圧的なこのエスカレーション、もうこれ以上進めるわけにいきませんので、しっかりとどめていただかなければいけないんですが、この件、例えば、小泉防衛大臣もヘグセス・アメリカの国防長官とも連携していただき、各国ともやっていただいています。これ、初動としてしっかりやっていただいているのはいいんですけれども、これ、ある意味、中国がそれ以上に、例えばアメリカもそうですし、ヨーロッパ諸国もそうですし、アジアの諸国に対しても、この自国に対する支持というのを大変活発に今呼びかけている中にあっては、ちょっと日本の動きというのは控えめにも映っているわけであります。

しっかりと日本の立場ということを訴え、また中国によるこの事実誤認の部分あるいは過剰な対応の非というのは訴えながら、これ同時に、それをある意味強く訴えれば終わるものではない。これ、日本の経済に明らかにこれマイナスの影響をもたらす一方で、事態が今進行しておりますから、ちゃんと事態の鎮静化というところ、着地点というのを見据えながらやらなきゃいけない、こういう難しい今かじ取りを担っていただかなきゃいけないんだろうと思っております。茂木大臣の御見解をお伺いしたいと思います。

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