ありがとうございます。
先ほど平木先生言われたように、これは広田委員に対しても三年の間のこの変化もお話しさせていただきましたが、少しそこも含めて改めて御説明させていただきますと、まずこの三年間の加速度的な変化につきましては、第一に法の支配、これは今、前段のテーマでも平木先生が思いを持たれているところでもありますが、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序への挑戦が勢いを増しています。特にロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙でありますし、ロシアはウクライナ侵略を三年以上継続しており、加えて、核兵器による威嚇とも取れる言動まで繰り返しております。
そして第二に、インド太平洋では、中国、北朝鮮の更なる軍事力の増強や中ロやロ朝の連携強化などが見られます。中国はいろいろ、先ほども萬浪局長も含めて申し上げたので重ねて詳細には時間は使いませんが、この中国の様々な、国防費の継続的な高い水準で増加をさせ、十分な透明性を欠いたまま広範かつ急速に増強させていることや、中国だけではなくて中ロの連携、こういったこともあります。そして、この中ロの連携は現行三文書の策定前にも見られましたが、その後三年を経て両国の戦略連携は着実に深まっています。また、ロ朝軍事協力の進展は現行三文書策定後に格段の深化を見せました。
そして第三に、各国は、ロシアによるウクライナ侵略を教訓にして、無人機の大量運用を含む新しい戦い方や長期戦への備えを急いでいます。この新しい戦い方に関して、ロシアによるウクライナ侵略で見られている事象を申し上げれば、多様かつ安価な無人装備の大量投入や、これに伝統的な砲弾やミサイルを組み合わせた大規模な複合攻撃が展開されているほか、双方が電子戦、AI、宇宙、サイバー、情報戦といった要素を駆使した戦いとなっており、AIの戦場における役割の拡大は目覚ましいものが見られます。さらに、こうした要素を組み合わせたハイブリッド戦はより巧妙なものになっています。
加えて、戦場では、従来と比べて極めて短いサイクルで装備品や戦術が更新され、迅速かつ柔軟な技術革新が重要になっています。ちなみに、さっき海外のシンクタンクとの議論というのも紹介しましたが、その中でも、今までだったら数年のサイクルで置き換わった技術が、今のロシアとウクライナの戦争の現場では約二、三週間、そのサイクルで新たなアップデートがドローンの関連も含めて行われていることなども紹介をされました。このウクライナ侵略も三年以上にわたっています。
こういったことから明らかなように、長期戦への備え、すなわち十分な継戦能力の確保がますます重要になっていることも鑑み、この安全保障環境の変化に対応するためにも、現行の国家安保戦略に定めているものを来年中に改定をする、こういった検討を開始することになった次第であります。
61
平木大作(公明)
公明党の平木大作でございます。
まず初めに、私、先日、大臣所信のときにちょっと積み残した質問がありましたので、そこから今日は始めさせていただきたいというふうに思っております。
国際刑事裁判所、ICCが今大変な苦境に立たされております。これは今、アメリカ、ロシア両国から、判事を始めとするICC職員に対して指名手配ですとか入国禁止、あるいは資産凍結と、こういった制裁が実は今、科されておりまして、ICC本体へのこの制裁ということも今検討中ということであります。
これ、最大のまず分担金の拠出国である日本、そして赤根智子所長を輩出する日本として、職員の安全と…
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茂木敏充(自民)外務大臣
平木議員がおっしゃるように、このICC、我が国、最大の分担金の拠出国でありますし、また赤根智子所長も輩出をしているわけでありますが、我が国、今、この重大な犯罪行為の撲滅と予防、法の支配、この徹底のために、常設の国際刑事法廷でありますICC、様々な形で一貫して支持をしてきております。ICC及びその職員、これが独立性を維持をして、安全を確保しながらその活動を全うできるように、ICCや他の締約国と意思疎通をしながらしっかりと対応していくことが重要だと考えております。
現在、御案内のとおり、ハーグでこのICCの締約国会議開かれておりまして、この会議でもこうした…
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平木大作(公明)
是非よろしくお願いします。
そして、赤根所長におかれましては、外出もままならないような状況というのがあったりするやに聞きますので、そういったところも含めて是非御支援をいただけたらというふうに思っております。
それでは、この後は、いわゆる安全保障関連三文書の改定に関して少しお話をしていきたいと思うんですが、この三文書の来年中の改定を目指すということで先ほども議論があったところであります。この三文書の中には、いわゆる国家安全保障戦略、そして国家防衛戦略という二つの戦略文書が含まれております。
私、政府の文書に何とか戦略って書いてあると大抵疑って掛かるよ…
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- (上の発言)
64
小泉進次郎(自民)防衛大臣
ありがとうございます。
先ほど平木先生言われたように、これは広田委員に対しても三年の間のこの変化もお話しさせていただきましたが、少しそこも含めて改めて御説明させていただきますと、まずこの三年間の加速度的な変化につきましては、第一に法の支配、これは今、前段のテーマでも平木先生が思いを持たれているところでもありますが、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序への挑戦が勢いを増しています。特にロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙でありますし、ロシアはウクライナ侵略を三年以上継続しており、加えて、核兵器による威嚇とも取れる言動まで繰り返しております。
そして第二に、インド太平洋では、中国、北朝鮮の更なる軍事力の増強や中ロやロ朝の連携強化などが見られます。中国はいろいろ、先ほども萬浪局長も含めて申し上げたので重ねて詳細には時間は使いませんが、この中国の様々な、国防費の継続的な高い水準で増加をさせ、十分な透明性を欠いたまま広範かつ急速に増強させていることや、中国だけではなくて中ロの連携、こういったこともあります。そして、この中ロの連携は現行三文書の策定前にも見られましたが、その後三年を経て両国の戦略連携は着実に深まっています。また、ロ朝軍事協力の進展は現行三文書策定後に格段の深化を見せました。
そして第三に、各国は、ロシアによるウクライナ侵略を教訓にして、無人機の大量運用を含む新しい戦い方や長期戦への備えを急いでいます。この新しい戦い方に関して、ロシアによるウクライナ侵略で見られている事象を申し上げれば、多様かつ安価な無人装備の大量投入や、これに伝統的な砲弾やミサイルを組み合わせた大規模な複合攻撃が展開されているほか、双方が電子戦、AI、宇宙、サイバー、情報戦といった要素を駆使した戦いとなっており、AIの戦場における役割の拡大は目覚ましいものが見られます。さらに、こうした要素を組み合わせたハイブリッド戦はより巧妙なものになっています。
加えて、戦場では、従来と比べて極めて短いサイクルで装備品や戦術が更新され、迅速かつ柔軟な技術革新が重要になっています。ちなみに、さっき海外のシンクタンクとの議論というのも紹介しましたが、その中でも、今までだったら数年のサイクルで置き換わった技術が、今のロシアとウクライナの戦争の現場では約二、三週間、そのサイクルで新たなアップデートがドローンの関連も含めて行われていることなども紹介をされました。このウクライナ侵略も三年以上にわたっています。
こういったことから明らかなように、長期戦への備え、すなわち十分な継戦能力の確保がますます重要になっていることも鑑み、この安全保障環境の変化に対応するためにも、現行の国家安保戦略に定めているものを来年中に改定をする、こういった検討を開始することになった次第であります。
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平木大作(公明)
この三年余りの間に本当に状況が大きく変わってきている。そして、今、小泉大臣の御答弁の中でも具体例幾つか挙げていただきました。メインプレーヤーというんでしょうか、中国であり、ロシアであり、北朝鮮という名前が何度もある意味今言及されたわけであります。
このやっぱり、特に国家安全保障戦略に関して言いますと、やはり議論の焦点の一つは、何をもって脅威とするかということなんだろうと思っています。この脅威というのは、基本的にはいわゆる意思と能力の二軸で判断をしていくというのがこれまでの考え方。
能力のところはある程度、透明性がないというような問題はありますけれども…
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66北北郷恭子外務省大臣官房参事官
お答え申し上げます。
二国間の人的交流や経済活動を萎縮させるかのような中国側の対応は、首脳間で確認した戦略的互恵関係の包括的推進と建設的かつ安定的な関係の構築という大きな方向性とも相入れず、中国側に対しては引き続き適切な対応を強く求めているところであります。日中間に懸案と課題があるからこそ、双方の努力によって課題と懸案を減らし、理解と協力を増やしていく方針は変わりございません。
政府としては、平素より様々な情報収集、分析を行っております。また、それに応じた対応ぶりについても検討しておりまして、日中間の民間交流、経済活動は促進されるべきであるという立場…
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平木大作(公明)
是非この鎮静化に向けた取組をしっかり進めていただきたいと思うんですが、先ほども少し申し上げましたけど、実際に中国国内で予定をされていた日本のアニメ映画、イベント、コンサート、いろんなものが急遽中止になったり、やり始めてから中止になったりみたいなことも含めて今起きています。これって、ゲームとか漫画とかも含めるといわゆるコンテンツ産業と言われている分野でありまして、間違いなく今後の日本の経済を牽引していく大きな重要な産業であるわけです。
アニメ映画とかでいうと、「名探偵コナン」とか「クレヨンしんちゃん」とか、結局これ、承認済み、既に審査通っていたんですけれ…
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