小山和久内閣府地方創生推進事務局審議官

2025年11月21日・第219回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 104 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 207 発言)

お答え申し上げます。

特区民泊につきましては、令和七年九月末時点で約二万居室を認定していますが、うち九割強が大阪府大阪市に集中している状況です。

大阪市においては、民泊施設の増加に伴い、周辺住民から苦情件数も多くなっており、様々な課題が生じていることから、今年七月に民泊をはじめとする宿泊対策プロジェクトチーム会議を立ち上げ、九月末、特区民泊の新規受付停止、迷惑民泊根絶チームの創設などの方針を取りまとめたところです。

これを受けまして、今月十七日、国家戦略特別区域会議で、大阪市、大阪府下の一部自治体から、特区民泊事業を来年五月二十九日で終了する旨、提案があり、合意をしたところです。同会議では、大阪市から、迷惑民泊根絶チームを創設するとともに、不利益処分を行う際の手順を定め、悪質な事業者に対して処分を行うための処分要領を策定予定であることなど、認定施設への監視指導を強化する方針について表明があったところです。

内閣府としては、大阪市、大阪府の判断や、今後の方針をしっかりと受け止めた上で、まずは、合意が得られた区域計画の変更認定に向けて迅速に対応してまいります。

また、今月四日、外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議で、国土交通省、厚生労働省とともに、内閣府においても、各種民泊の適切な運営確保に向けた具体的な対応策の検討を進めるよう総理指示があったところであり、適切な運営の確保に向けて、関係省庁や実施自治体と連携して取り組んでまいります。

なお、実施自治体からの要望を踏まえ、都道府県等に立入検査や業務改善命令等の権限を追加するなどの制度改正を行い、これまでも指導監督の強化を図ってきているところでありますが、今回の特区民泊事業終了に当たっても、大阪府、大阪市からの相談に丁寧に対応し、様々な選択肢について議論を重ねてきており、今後も議論を継続してまいりたいと考えております。

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