お答え申し上げます。
この度、熱心な御議論の積み重ねによりまして、高次脳機能障害者支援法案が提出されるに至ったわけでございますけれども、その中で、お尋ねのありました各個別の疾患対策法関係との関係でございます。
例示として循環器対策基本法のことを御指摘ありましたので、そことの関係で御説明申し上げたいと思いますけれども、循環器対策基本法は、国が対策推進基本計画を策定し、その計画に基づいて、循環器病の後遺症としての高次脳機能障害のある方の支援に取り組むこととされていると承知をしております。
一方で、今回の法案におきましては、事故による脳外傷でございますとか脳卒中以外の脳の疾病による場合など、原疾患を問わず、高次脳機能障害のある方の支援を対象としているものと承知をしております。
循環器対策基本法では、循環器病という疾患に着目をした上で、予防を含む各段階に応じて、保健、医療、福祉における支援でございますとか、あるいは、居住する地域にかかわらず等しく総合的にこういった支援が受けられる体制づくり、さらに関係機関の連携体制などなど、必要な施策を講じるように定められていると承知をしております。
一方、本法案では、高次脳機能障害という障害、状態、これに着目をいたしまして、あらゆる段階で切れ目なく支援が行われるように、生活、教育、就労などの支援や御家族の方々への支援を定めようとしているものと承知をしております。
そうした関係に立ちますので、個別疾患対策法とこの法律の中では、法で規定されている支援によりましてはその目的、役割などが重なる部分もあり得るものとは思いますが、一方で、既に各法に基づいて講じられている支援策であるとか支援体制について変容が強いられる、何か変化が強いられるようなものでもないというふうに受け止めております。
厚労省といたしましては、本法案が成立した暁には、それぞれの関係法の規定でありますとか関連施策を活用しつつ、支援体制の構築、強化に努めていきたいというふうに考えております。
5
田畑裕明(自民)
高次脳機能障害者支援法案につきまして、趣旨説明を行わせていただきます。
本起草案の趣旨及び内容につきまして申し上げます。
高次脳機能障害とは、疾病の発症又は事故による受傷による脳の器質的病変に起因すると認められる記憶障害、失語等の認知機能の障害をいい、令和四年の調査では、その患者数は全国で約二十三万人と推計されています。
この障害は外形上判断しづらく、その特性の理解も進んでいないなどの理由で、患者とその家族は、日常生活や社会生活に困難を抱えているとの声がございます。
このような現状を踏まえ、超党派による高次脳機能障害者の支援に関する議員連盟を設立…
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6
大串正樹(自民)
以上で趣旨の説明は終わりました。
本起草案について発言を求められておりますので、順次これを許します。岡本充功君。
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7
岡本充功(立憲)
立憲民主党の岡本充功でございます。
本日は、高次脳機能障害者支援法案の審議であります。これまで、法案の成立に向けて御努力いただきました今日の提出者の方を始め、私もメンバーの一人ではありますけれども、議連の皆さん方が御努力をされた結果だと思います。そういう意味では、私も大変感慨深いものがあるわけであります。
先ほど委員長から御報告がありましたように、一昨日ですか、国立障害者リハビリテーションセンターにお邪魔をして、高次脳機能障害をお持ちの皆様方の支援をする取組を見てまいりました。大変積極的に、そしてまた意欲的に取り組まれているという印象を持ったわけであ…
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- (上の発言)
8野野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長
お答え申し上げます。
この度、熱心な御議論の積み重ねによりまして、高次脳機能障害者支援法案が提出されるに至ったわけでございますけれども、その中で、お尋ねのありました各個別の疾患対策法関係との関係でございます。
例示として循環器対策基本法のことを御指摘ありましたので、そことの関係で御説明申し上げたいと思いますけれども、循環器対策基本法は、国が対策推進基本計画を策定し、その計画に基づいて、循環器病の後遺症としての高次脳機能障害のある方の支援に取り組むこととされていると承知をしております。
一方で、今回の法案におきましては、事故による脳外傷でございますとか脳卒中以外の脳の疾病による場合など、原疾患を問わず、高次脳機能障害のある方の支援を対象としているものと承知をしております。
循環器対策基本法では、循環器病という疾患に着目をした上で、予防を含む各段階に応じて、保健、医療、福祉における支援でございますとか、あるいは、居住する地域にかかわらず等しく総合的にこういった支援が受けられる体制づくり、さらに関係機関の連携体制などなど、必要な施策を講じるように定められていると承知をしております。
一方、本法案では、高次脳機能障害という障害、状態、これに着目をいたしまして、あらゆる段階で切れ目なく支援が行われるように、生活、教育、就労などの支援や御家族の方々への支援を定めようとしているものと承知をしております。
そうした関係に立ちますので、個別疾患対策法とこの法律の中では、法で規定されている支援によりましてはその目的、役割などが重なる部分もあり得るものとは思いますが、一方で、既に各法に基づいて講じられている支援策であるとか支援体制について変容が強いられる、何か変化が強いられるようなものでもないというふうに受け止めております。
厚労省といたしましては、本法案が成立した暁には、それぞれの関係法の規定でありますとか関連施策を活用しつつ、支援体制の構築、強化に努めていきたいというふうに考えております。
9
岡本充功(立憲)
もう一度確認なんです。
例えば、がん対策基本法については触れられませんでしたけれども、疾病の治療が優先されて、まずは疾病をちゃんと治療してくださいね、それについてはがん対策支援法で支援をしていくという整理であり、例えば、脳腫瘍があって、若しくは悪性リンパ腫で、全脳照射、放射線照射をして高次脳機能障害が生じたような方の場合には、まずはがん対策をきちっとやっていただく、その上で、がんの治療が一段落した、治癒したと言われた暁に、高次脳機能障害が残っている、その中でこの法律がまさに支援に生きてくる、こういう整理でいいですねということを確認しているので、そのとお…
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10野野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長
御指摘のとおり、治療の段階のときはそれぞれの疾病対策法に基づいた体制の下で支援が行われ、障害が残ったときにこの法律で支援をしていく、そういう関係になろうかと思います。
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岡本充功(立憲)
私もそうであるべきだと思っています。
そういう意味で、原因を何かに特定するわけではないというところは重要だと思う一方で、疾病対策をしっかりやっていかなきゃいけないと思います。
さて、残された時間で、同じく視察でハローワークに行ってきたわけですけれども、今日は安定局長にもお越しいただいていますが、ハローワークで大変大きなニュースがありました。いわゆる求職者に成り済ましたハローワーク墨田の職員が四件の内定を得ていたという話であります。
これがどのくらいの広がりがあるかとか原因が何なのかというのは調査中だと思いますが、今言える範囲で御説明をいただきたいと…
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