山田仁資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官

2025年2月12日・第217回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

お答えいたします。

この今次期エネルギー基本計画案では、今委員から御指摘ございました二〇四〇年度の発電電力量を一・一兆から一・二兆キロワットアワー程度としております。これは現状から一から二割程度増加する見通しでございますが、省エネ技術が進む点も定量的に織り込んだ上で、様々な機関の見通しを分析した上でお示ししたものでございます。

具体的には、今回の政府の見通しは、外部の六社のエネルギー・環境分野のシンクタンクに、前提条件をそろえた上、技術進展を踏まえた複数パターンの将来試算を依頼をいたしまして、その中の一社の結果を基にしたものでございます。データセンターや半導体工場などによる需要増加でございますとか、あるいは、そのCO2削減の観点から化石燃料の消費を減少させるための電化が進展することなども織り込みまして、そうした結果、その試算結果の多くは、そうした電力需要の増加に対して、対応して、二〇四〇年に向けて発電電力量が増加するとの見通しを示しております。なお、政府が採用した見通しは、これら分析結果のおおむね中間的な水準になってございます。

政府の審議会でも、有識者の間から、大幅な省エネ効果を見込んだとしても将来の電力需要については増加する可能性が高いという点については共通的な認識が示されたところでございます。

このように、現時点で得られる知見を多角的に踏まえた上で、省エネ技術が進んでも電力需要が二〇四〇年度に向けて増加すると考えておりまして、それに対応して発電電力量も約一割から二割程度増加するとの見通しをお示しさせていただいたところでございます。

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