宮崎貴哉経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官

2025年2月12日・第217回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 33 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

お答え申し上げます。

まず、デブリの試験的取り出しの回数に関する御質問でございますけれども、今御指摘ございましたとおり、昨年十一月に東京電力福島第一原子力発電所の二号機におきまして、テレスコ式装置と言われる装置による燃料デブリの試験的取り出しに成功したところでございます。現在、取り出した燃料デブリにつきまして複数の分析機関で詳細な分析を進めております。

また、二回目の試験的取り出しも検討しておりまして、一回目と同じ装置、テレスコ式装置を用いまして、今年春頃の実施を目指して現在準備等取り組んでいるところでございます。

こうした分析作業あるいはサンプルの追加取得によりまして、今後の本格的な取り出し作業に向けた有用な情報が得られるということを期待しているところでございます。

その後の試験的取り出しにつきましては、まずは一回目の取り出したサンプルの分析と、それから二回目の試験的取り出しをまず行った上で、その状況あるいは今後の分析結果も踏まえて今後検討していくということにしてございます。

それから、続きまして、ロボットアームについての御指摘でございますけれども、御指摘のとおり、ロボットアームは開発等々しておりますけれども、現在、楢葉町の模擬施設に、試験施設におきまして動作確認の作業を実施しておりましたところ、幾つかケーブルやコネクターについての不具合が今発見されたということで、今後全体の点検を行っていくという予定としております。

その上で、二〇二五年度中には、ロボットアームを用いた原子炉の内部調査、それから試験的取り出しに着手できるように今準備を進めているというところでございます。

ロボットアームは、一回目の試験的取り出しに用いましたテレスコ式装置とちょっと異なりまして、3Dスキャン機能なども、その原子炉内の内部調査をする機能というのも有しておりますので、ロボットアームによる作業を通じて得られる経験あるいは原子炉内の状況に関する知見など、今後の燃料デブリの本格的な取り出しの作業に向けて有用な成果が得られるということを期待しているところでございます。

以上でございます。

前後のやりとり

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