ありがとうございました。
急げと言っているわけではありません。しっかり精査をしていただいて、いただいた意見、寄せられた意見について検討をいただきたいということをお願いしておきたいというふうに思います。
今回の基本計画、エネルギー政策の基本的考え方において、再生可能エネルギーを主力電源というふうに記載をされている。ただ、再生可能エネルギーと併せて原子力についても最大限活用していくというような記載がなされているところでございます。
既設炉の最大活用、それから次世代革新炉の開発、設置等々が記載をされ、原発の最大活用、依存度を高めるというような内容になっている。これは、これまでの原発政策の私は大転換である、とても容認できるものではないというふうに捉えているところでございます。
一たび原発で大きな事故が起こってしまえば取り返しの付かないことになるということを私たちは学んできたはずなんですね。いつも申し上げることですけれども、福島第一原発の事故は、これは過去の災害ではない、今もまだ廃炉の作業が続いている、除染の作業も続いている、そのことを考えれば、これは現在進行形の災害なんです。現在進行形の災害であるということは、やっぱり私たちは忘れてはならないというふうに思っています。
基本計画の福島復興の取組の状況という項目の中には、世界にも前例のない困難な事業と、あるいは先を見通すことの困難な作業というような記載があります。事故から十四年たとうとする今日においてもいつ終わるかも見通せない、そういう状況である。中長期ロードマップについても、これ何度も見直しが行われている。そういう意味では、ロードマップそのものの信憑性ももう極めて薄くなっているというふうに現地の方々は受け止めていらっしゃる。そのことをしっかりもう一度政府として受け止めていただきたいというふうに思います。
政府は事あるごとに、安全神話に陥って悲惨な事故を防ぐことができなかったという反省を述べられている。基本計画にも同様の記載がございます。ただ、反省をしていると言いながら、やっていることは違うよなというふうに思えて仕方がないんです。原発政策の転換は、私は安全神話への回帰ではないかと、あるいは新たな安全神話の構築ではないかというふうに思えて仕方がありません。
エネルギー政策の大転換である今回の基本計画について、拙速に閣議決定だけで決定すべきではない、時間を掛けて慎重で丁寧な議論を行っていただきたい、そして必要な修正を行っていただきたい、さらに国民的な合意形成の下で決定をしていただきたいと、そのように考えているところでございますけれども、この点について政府の考え、お聞かせをいただきたいと思います。
27山山田仁資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官
お答え申し上げます。
第七次エネルギー基本計画は、昨年末に案を取りまとめまして、昨年の十二月二十七日から本年一月の二十六日まで三十一日間にわたってパブリックコメントを実施しておりまして、多くの御意見をいただいております。いただいた御意見の数や内容について、現在精査中、精査を行っているところでございます。
まずは、いただいた御意見を精査の上、今後のことということでございますが、計画案について必要な修正を行った上で、閣議決定に向けた手続を進めてまいりたいと考えております。
この発言のページ
28
鬼木誠(立憲)
これ、精査、取りまとめはどれぐらい、いつぐらいまでを目途というふうに考えていらっしゃるか、お聞かせください。
この発言のページ
29山山田仁資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官
現在その精査でございまして、ちょっと、予断を持っていつまでにというのはちょっとなかなか申し上げる状態ではございませんが、様々の多くの意見の中で、いわゆる名寄せといいますか、そういった形で整理をして、そういったことをしていくこともございますので、この精査をしっかりと進めていきたいと考えております。
この発言のページ
- (上の発言)
30
鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。
急げと言っているわけではありません。しっかり精査をしていただいて、いただいた意見、寄せられた意見について検討をいただきたいということをお願いしておきたいというふうに思います。
今回の基本計画、エネルギー政策の基本的考え方において、再生可能エネルギーを主力電源というふうに記載をされている。ただ、再生可能エネルギーと併せて原子力についても最大限活用していくというような記載がなされているところでございます。
既設炉の最大活用、それから次世代革新炉の開発、設置等々が記載をされ、原発の最大活用、依存度を高めるというような内容になっている。これは、これまでの原発政策の私は大転換である、とても容認できるものではないというふうに捉えているところでございます。
一たび原発で大きな事故が起こってしまえば取り返しの付かないことになるということを私たちは学んできたはずなんですね。いつも申し上げることですけれども、福島第一原発の事故は、これは過去の災害ではない、今もまだ廃炉の作業が続いている、除染の作業も続いている、そのことを考えれば、これは現在進行形の災害なんです。現在進行形の災害であるということは、やっぱり私たちは忘れてはならないというふうに思っています。
基本計画の福島復興の取組の状況という項目の中には、世界にも前例のない困難な事業と、あるいは先を見通すことの困難な作業というような記載があります。事故から十四年たとうとする今日においてもいつ終わるかも見通せない、そういう状況である。中長期ロードマップについても、これ何度も見直しが行われている。そういう意味では、ロードマップそのものの信憑性ももう極めて薄くなっているというふうに現地の方々は受け止めていらっしゃる。そのことをしっかりもう一度政府として受け止めていただきたいというふうに思います。
政府は事あるごとに、安全神話に陥って悲惨な事故を防ぐことができなかったという反省を述べられている。基本計画にも同様の記載がございます。ただ、反省をしていると言いながら、やっていることは違うよなというふうに思えて仕方がないんです。原発政策の転換は、私は安全神話への回帰ではないかと、あるいは新たな安全神話の構築ではないかというふうに思えて仕方がありません。
エネルギー政策の大転換である今回の基本計画について、拙速に閣議決定だけで決定すべきではない、時間を掛けて慎重で丁寧な議論を行っていただきたい、そして必要な修正を行っていただきたい、さらに国民的な合意形成の下で決定をしていただきたいと、そのように考えているところでございますけれども、この点について政府の考え、お聞かせをいただきたいと思います。
31
古賀友一郎(自民)経済産業副大臣・内閣府副大臣
お答え申し上げます。
鬼木委員おっしゃるとおり、この原発の安全性については、もう申し上げるまでもないことでありますけれども、東電の福島第一原発の事故の経験、反省、それから教訓を本当に肝に銘じまして政策を進めていくということがまさにこのエネルギー政策の原点でございまして、福島の復興再生は政府の最重要課題であるということはもうゆるがせにできないところだと、こういうふうに認識しておりまして、政府といたしましては、この安全神話におっしゃるとおり二度と陥らないようにとの教訓を肝に銘じて新規制基準の策定などの措置を講じていきたいと、安全性の確保はまさに大前提だと、…
この発言のページ
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鬼木誠(立憲)
最後におっしゃっていただいたところですよね。やっぱり慎重で丁寧に対応いただきたいということ、国民的な合意形成がやっぱり必要なんだということ、そのことは重ねて指摘をしておきたいというふうに思います。
それでは、基本計画の記載内容について幾つかお尋ねをしたいというふうに思います。
一つは、第一原発の廃炉の関係です。
デブリの試験的取り出しの作業が昨年の十一月に成功したということで報道を拝見をいたしました。長く掛かりましたけれども、やっと大きな一歩を踏み出したのかなというふうに受け止めさせていただいているところでございます。ただ、まだまだ道のり長いよねと…
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33宮宮崎貴哉経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官
お答え申し上げます。
まず、デブリの試験的取り出しの回数に関する御質問でございますけれども、今御指摘ございましたとおり、昨年十一月に東京電力福島第一原子力発電所の二号機におきまして、テレスコ式装置と言われる装置による燃料デブリの試験的取り出しに成功したところでございます。現在、取り出した燃料デブリにつきまして複数の分析機関で詳細な分析を進めております。
また、二回目の試験的取り出しも検討しておりまして、一回目と同じ装置、テレスコ式装置を用いまして、今年春頃の実施を目指して現在準備等取り組んでいるところでございます。
こうした分析作業あるいはサンプル…
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