藤波匠株式会社日本総合研究所調査部上席主任研究員

2025年2月12日・第217回国会 参議院 国民生活・経済及び地方に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 98 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 114 発言)

これもジェンダーギャップの一つの表れかなというふうに思います。

この十年を見ても、男性は、働く時間を少しコントロールして、家事、育児に関わる時間が増えています。一方、女性は、働く時間がすごく伸びているんですね。で、家事、育児の時間は減っていないんです。なので、女性の方が忙しくなっているんですね。この十年間で、仕事と家事、育児の合計時間は、男性は二%しか伸びていないんですが、女性は七%伸びています。そういったことも、今言われたウエルビーイングで幸福度が低いということにもつながっているのかなというふうに感じられます。

その大きな要因というのが、やはり家事、育児は、特に地方では女性の仕事というのが何となく残ってしまっているということですね。これだけ働く女性が一般的となって、ほぼ一〇〇%の女性が大学を卒業して、ほぼ一〇〇%の女性が就職するような時代になっても、いまだにそういった感覚が残っていて、テレビなどを見ると、テレビでタレントさんが地方の家庭を訪れていくと、大体家事、育児をやっているのは奥様で、男性はリビングで話をしているみたいな、そういったパターンが多いと思いますけど、あれが実際の日本の社会なんだと思うんですね。

やっぱり、これはまあ地方に限らないんですけれども、男女、今の若い人たちというのはそういった意識すごく変わってきているので、それをしっかりと根付かせていくという方向で、特に年齢の上の人たちが考えを改めていくということが重要だと思います。

前後のやりとり

94の発言を見る

102の発言を見る