立憲・社民・無所属会派の森屋隆です。本日はありがとうございました。
私からは、浅倉参考人に賃金の在り方を二点と、時短と公共的活動について一点お願いしたいと思います。
一点目は賃金なんですけど、ここ何年か、年功序列賃金が何となく悪で、ジョブ型賃金なんだというような傾向があると思いますし、果たしてそうなのかなと私はちょっと思っていまして、特に日本版ジョブ型賃金というのがちょっとなかなかよく理解ができないんですけれども。
例えば電車の運転士さんは、もうその電車の運転士さんの賃金があるから、ある意味ジョブ型なんだと思うんですけど、でも実際は、一年目、二年目という年功序列で、一年、一歳で上がっていくから年功序列の賃金なんですよね。そして、ジョブ型でいえば、東京の鉄道の電車の運転士さんと、じゃ、地方の鉄道の運転士さんの賃金が同じなのかといったら全然違うわけですよね。それはまあ当然違うんですけど、この辺の整理と、日本版ジョブ型賃金の評価というものをもし分かればお聞きしたいのが一点です。
二点目が、今、東京都と、世田谷が公契約条例で千四百六十円になっていると思うんですけれども、最低賃金は千五百円目指しているわけですから残り四十円ということで、委託されているところは最低が千四百六十円とかになっているんですけど、同じ公共的な、委託されていない民間企業は地域最賃になっているんですけれども、そういったところのこの社会的整理というか、本来であれば行政が委託している公契約条例のところに合わすべきだと思うんですけれども、これについてもちょっと評価をもしあったらお願いしたいんですけれども。
三点目は、浅倉先生が指摘されていますこの公共的性質の時間の活用は重要だと思いますから、私もこれ時短をして公共的な活動に使うべきだと思うんですけれども、しかし、その時短をできるように、その活動を賃金として可視化をして企業あるいはその活動している人にインセンティブを与えないと、結果的には、企業は、その時短をして企業にも何らかのインセンティブがないとそういったことはなかなか進んでいかないのかなと思うんですけれども、その点の考えが、もし御助言あればお聞きをしたいと思います。
96浅浅倉むつ子早稲田大学名誉教授
ありがとうございます。
そこは私も本当に問題だと実は思っております。合理性というところで、賃金の格差の不合理性をどうやって立証できるのかということですよね。現状では裁判所が判断をしているというところなんですけれども、それを単に裁判所の判断に委ねずに、もう少し何が合理的で何が不合理なのかということをしっかり分かるような形で法の仕組みもつくってほしいというのが実は私たちの願いでございます。
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97
田中昌史(自民)
ありがとうございました。
以上で終わります。
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98
福山哲郎(立憲)
森屋隆君。
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- (上の発言)
99
森屋隆(立憲)
立憲・社民・無所属会派の森屋隆です。本日はありがとうございました。
私からは、浅倉参考人に賃金の在り方を二点と、時短と公共的活動について一点お願いしたいと思います。
一点目は賃金なんですけど、ここ何年か、年功序列賃金が何となく悪で、ジョブ型賃金なんだというような傾向があると思いますし、果たしてそうなのかなと私はちょっと思っていまして、特に日本版ジョブ型賃金というのがちょっとなかなかよく理解ができないんですけれども。
例えば電車の運転士さんは、もうその電車の運転士さんの賃金があるから、ある意味ジョブ型なんだと思うんですけど、でも実際は、一年目、二年目という年功序列で、一年、一歳で上がっていくから年功序列の賃金なんですよね。そして、ジョブ型でいえば、東京の鉄道の電車の運転士さんと、じゃ、地方の鉄道の運転士さんの賃金が同じなのかといったら全然違うわけですよね。それはまあ当然違うんですけど、この辺の整理と、日本版ジョブ型賃金の評価というものをもし分かればお聞きしたいのが一点です。
二点目が、今、東京都と、世田谷が公契約条例で千四百六十円になっていると思うんですけれども、最低賃金は千五百円目指しているわけですから残り四十円ということで、委託されているところは最低が千四百六十円とかになっているんですけど、同じ公共的な、委託されていない民間企業は地域最賃になっているんですけれども、そういったところのこの社会的整理というか、本来であれば行政が委託している公契約条例のところに合わすべきだと思うんですけれども、これについてもちょっと評価をもしあったらお願いしたいんですけれども。
三点目は、浅倉先生が指摘されていますこの公共的性質の時間の活用は重要だと思いますから、私もこれ時短をして公共的な活動に使うべきだと思うんですけれども、しかし、その時短をできるように、その活動を賃金として可視化をして企業あるいはその活動している人にインセンティブを与えないと、結果的には、企業は、その時短をして企業にも何らかのインセンティブがないとそういったことはなかなか進んでいかないのかなと思うんですけれども、その点の考えが、もし御助言あればお聞きをしたいと思います。
100浅浅倉むつ子早稲田大学名誉教授
ありがとうございます。
ちょっと、とても難しい問題をいろいろ御指摘になったと思います。
一点目のジョブ型賃金というのは、実は私は賃金の専門家ではなくて、昭和女子大学の森ます美先生たちが職務評価賃金を実施されたので、その職務評価と、それから私たち法律家が一緒になって研究をしたのが本になって出版されておりますので、賃金の専門家ではないので申し訳ないんですけれども。
ただ、たとえ職務給が、産別の職務給制度が貫徹しているヨーロッパ諸国でも、年功を評価して、勤続年数が高い人に対してはその手当を多少高くするということは実は行われているというふうに聞いていますの…
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101
森屋隆(立憲)
ありがとうございました。
あと一分なんで、高見参考人に一点。
運輸業が、言われたように、残業時間突出しています。働き方改革の五年間の猶予期間が終わって、若干今時短になっているんですけど、まだまだ実際多いわけですよね。
それで、時短したことによって、手取りというか、残業代がなくなった分やっぱり手取りが少なくなっていると、そのことによってやっぱり生活がなかなかできないと。離職者も実際います。そして、若い人も、じゃ、稼げないんだったら入ってこないと、この現実があるわけですけれども、時短は私すごい大事だと思うんですけど、その一方で、カバーするところが余り付…
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102高高見具広独立行政法人労働政策研究・研修機構主任研究員
ありがとうございます。
今、委員から運輸業のお話が出ました。業種でいえば、運輸業や建設業が長時間労働が結構多い業種であって、適用猶予事業、業種になっていたところもあります。それが二〇二四年問題とよく言われますが、そこで時間規制が適用されて、今委員がおっしゃったような、時間は制限ができて少し働きやすくなったかもしれませんが、その分、手取りというか所得の面で苦しくなっているというのは実情としてあるんだろうというふうに思います。
それは同じようなものが、例えば中小企業問題というのが多分またあって、同じような形で利益が出しにくいという問題が生じていると。そう…
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