金子道仁 (日本維新の会)

2025年4月25日・第217回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 108 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 173 発言)

ありがとうございます。

千三百ですか、千四百ですか、様々な構造改革特区の枠組みがある中で一律の話をするのは少し乱暴だとは思うんですけれども、この二つの観点、特にその事業ごとによってはしっかりとバランスを考えていく必要があるんじゃないか、そのことを今日は質問させていただきたいと思います。

資料の一を御覧ください。

先日、徳島県の吉野川の南側にある、本当に、過疎地域と言ったら失礼かもしれませんけれども、神山町にあります神山まるごと高専、こちらの方を訪問させていただきました。

この高専、もう今は現場ではおられないんですけれども、大南先生という方がアイデアを出してつくられた。その方の言葉を今日はここに引用させていただきました。「神山まるごと高専は、神山町の地方創生のためにつくるわけではありません。今、そしてこれからの日本社会に必要とされる学校が、この町に生まれるのです。それが結果的に、神山町の地方創生に繋がるのかもしれません。」。

これ、私、この話を聞いたとき、すごく感銘を受けまして、これって地域の方とどうだったんですか、大丈夫だったんですかと言ったら、このアイデアだけは絶対に曲げなかったと。逆に言うと、非常にこの話をするとアゲンストの風が強くて、この学校が地域に興ることで俺たちの町に何のメリットがあるのか、メリットのない学校をこの地域に建てることについて非常にいろんな意見があったというふうに推察するわけですね。

この特区申請も同じように、その地域の活性化、これ大事です。でも、地域の活性化が余り行われなくて、国全体にとっては本当に非常に重要なアイデアがその地域から生まれる、そのようなことについて、果たしてしっかりこの特区申請で吸い上げる、これを受け入れることができているのか、その辺りを非常に懸念するわけです。

この神山まるごと高専は、特区の申請の学校ではありません。ですので、これちょっと外して一般名詞化して読ませていただくと、この事業は、特区申請地域の地方創生のために行うわけではありません、今、そしてこれからの日本社会に必要とされる構造改革等の事業がこの地域で生まれるのです、それが結果的にこの地域の地方創生につながるのかもしれません。

もしこういう申請があったら、特区申請に合致するんでしょうか、この特区申請法の目的に合致するんでしょうか。いかがでしょうか。

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