江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月17日・第217回国会 参議院 予算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 40 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 386 発言)

お答えさせていただきます。

長峯委員は、非常に徹底した現場主義を貫いていらっしゃいますので、余りにも地元をまめに回るので、江藤は回ってこないじゃないかという批判を受けるぐらいでありまして、時々、様々な御示唆もいただきましてありがとうございます。

今回の備蓄米の放出についても、様々な評価をいただきましてありがとうございます。まさに難しいですよ。二十九道府県、やはり今回の値上がりを見て、いっぱい作りたい、当然の気持ちだと思います。しかし、スタックしている二十一万トンがもしぽっと出てきたら、二十一万トン国からも放出しているわけですから、どれだけの市場にインパクトを与えるか分かりません。大体、これ市場というものは、必ず我々の想定以上、オーバーシュートする、上にも下にもですね。それはもう、これは原則ですから、もう今でももうどきどきしている気持ちは全く変わりません。

一定期間には買い戻すということにしましたから、市場に出回る米の量は原則的には変わらないことはありますけれども、これについては慎重にやらないと。ですから、基本的には出来秋を見ようというふうに思っております。ただ、それまでに大幅に、この二十一万トン、スタックしていると言われているものが出てきて価格が急激に下がるということであれば、その限りにあらず、機動的に買戻しは行っていこうと思っております。

そして、備蓄米なんですけれども、これも毎年二十万トン買わなければなりません。本来であれば、今の時期には契約しなきゃなりません、事前契約ですから、播種前でですね。しかし、これもちょっと、しばらく凍結します。やっぱり、市場から二十万トンを吸い上げるということは、やっぱり値上がりのメッセージになりかねませんので、状況を見て、この備蓄米についてはですね。ただ、安全保障上、いずれかのタイミングで必ず一定水準を確保することは必要でありますから、これもしばらくは延期させていただこうと思っています。

そしてまた、今年の話ですけれども、これが難しいですよね。加工用米については今委員がおっしゃっていただいたとおりでありますけれども、今後はやはり水田面積をしっかり確保することがやっぱり必要なんだろうと思います。

需給のバランスを取ることは生産者の手取りを取る上で極めて有効な政策ではありますが、しかし今後、輸出にもしっかりと取り組んでいって、そして、こういう事態が起こったときには国内市場に対してのバッファーとしてこれが活用できるということによって、米の価格、需給の安定に努めてまいりたいと考えております。

前後のやりとり

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