岸真紀子 (立憲民主党)

2025年3月14日・第217回国会 参議院 予算委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 78 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

立憲民主・社民・無所属会派の岸真紀子です。

三月五日開催の当委員会において、我が党の吉川沙織議員は退職金課税の見直しの方向性について総理にただしました。総理は、雇用の流動化は賃金の上昇と併せて図っていかないといけない、適切な見直しをすべきと、退職金課税の積極的な見直しに言及しました。

私もいわゆる就職氷河期世代です。バブル崩壊後ではあったものの、私の場合は高校卒業と同時に地元の役場に就職をしましたので、正規職員として働くことができました。しかし、同級生は、真面目に進学した、大学に進んだ人こそが非常に厳しい、就職が困難な状況に追い込まれていました。さらに、この同級生は、すさまじい就職難で選べる状況にはなかったし、臨時的な雇用で生活をしのいでいくしかなかった状況です。

なのに、今回、総理はポケットマネーで十万円掛ける十五人の百五十万円をぽんと出しておられたようですが、その十万円を手に入れるのは非常に大変苦労だったということを忘れてほしくないです。

更に女性は厳しくて、非正規の道しかなかったというのが実態です。真面目に本当に勉強してきた友人が厳しかったというのは先ほども触れました。就職氷河期世代の課題は、時代がそうであったでは済まされない政治の責任があるのではないかと、その世代の一人として強く考えています。

退職金課税については、先日の質疑から国民の皆さんの関心も高まっています。立憲民主党は、引き続き、就職氷河期世代を取り巻く問題、そして退職金課税問題を、極めて影響の大きい問題だと捉えて全力で取り組んでいきます。

ここで本来であれば用意していた質疑に入りたいところですが、どうしても触れざるを得ません。総理の十万円分商品券について、たとえポケットマネーから捻出したとしても、十万円という額、社会通念上のお土産の範疇を超えています。自民党という組織は、今回の総理のように、お土産という概念に十万円という高額なお金が飛び交う世界なのでしょうか、お聞きします。

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