石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月10日・第217回国会 参議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 113 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 389 発言)

それは、争議権、団結権が憲法で保障された権利であるということは百も万も承知をいたしております。

ですから、あの頃、三木内閣で海部俊樹元総理が当時官房副長官でおられたかと思います。私は大学生だったかもしれません。スト権ストというのがございました。つまり、労働争議なるものは、いかにして労働者の待遇を改善するかということのみをもってして憲法に保障されているものだと承知をいたしております。

あのときに国民の多くの御理解が得られなかったのは、これは本来の趣旨と違うのではないかということがあったのだろうと思っております。もちろん、多くの国鉄マンの方々が誇りを胸に一生懸命働いていたことは私よく承知をいたしております。ただ、やはりそのストというものが国民の広い御理解を得られなかったという時代背景は、私はよくよく覚えておるところでございます。

今、全くストは、全くとは言いませんが、ございません。それはそれで非常にいいことだというふうに考えてはおります。しかしながら、それがどういうふうな、労働者の賃金を引き上げるということにおいていかなる意味を持つものかということについてはまた議論させてください。

それから、ありがとうございましたと言われたことがあんまりないというのは、実際にそういうことも国民世論の背景にはあったと思っております。JRになって、本当にありがとうございましたということ、サービスの向上は図られてまいりましたが、今地方の駅に行くと、みどりの窓口ってほとんどなくなっちゃった、ですよね。我々の鳥取県で申しますと、鳥取駅、倉吉駅、米子駅とかあるんですが、倉吉駅、みどりの窓口なくなっちゃった。そうすると、電話してくださいということで電話してもなかなか出ていただけないみたいなことが起こっておりますので、そこをどうやってサービスの向上を図るかということはまた私どもも議論をし、必要なことについてできますお手伝いはしてまいりたいと思っております。

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