石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年5月21日・第217回国会 参議院 本会議 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 45 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 67 発言)

金子道仁議員の御質問にお答えをいたします。

学校教育の在り方と教師の役割についてのお尋ねであります。そしてまた、常に変わらない、変えてはいけない教師の役割は何だと考えるかという、大変難しい御質問を頂戴をいたしました。

正解のない時代に、自らの問題を探究し、他者と協調しながら、自ら考え、自由に人生を設計し、飛躍していける能力の育成に、学校教育や教師の皆さん方が大きな役割を果たしていただくことを期待をいたしております。

教育内容や教育環境が時代とともに変化したといたしましても、教師が子供一人一人の能力を最大化するために中核的な役割を担うことは常に変わりません。

その上で、知識や能力だけではなく、歴史や文化、地域や周りの人々を大切にし、行動する力を有した人材を、学校だけではなく自治体や地域の人々が一体となって考え、参画して育てていくことが必要であるというふうに考えておるところでございますが、その根底にありますものは、恐らく子供たちに対する限りない愛情だと思います。そして、正確な知識だと思っております。

限りない愛情を持って、そして正確な知識を伝えていくということは変わってはならないものでございまして、それは単なる優しさではなくて、たとえ反発を受けることがあっても、使命感、信念、愛情に基づいて厳しい指導というものを行う、そういうこともあってしかるべきではないだろうか。もちろん、働き方改革の趣旨というのは十二分に踏まえた上で、そういうようなことは変わってはならないのではないかと私は個人的に考えておるところでございます。

教師の働き方に応じた処遇についてでございます。

御指摘のように、頑張っておられる教師の業績につきましては、地方公務員法に基づく人事評価制度を通じて勤勉手当などに適切に反映されるべきものと考えております。

人事評価の基準及び方法などにつきましては任命権者が定めることとされておりますが、教師の業績が適切に把握され、評価が適正になされますように取り組んでまいりたいと考えております。

残余の御質問につきましては、関係大臣から答弁をさせていただきます。(拍手)

〔国務大臣あべ俊子君登壇、拍手〕

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