水岡俊一 (立憲民主党)

2025年5月22日・第217回国会 参議院 文教科学委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 242 発言)

今いろいろとおっしゃっていただきましたが、学校が危機的状況であるということを踏まえて今どうしなきゃいけないかということのお答えのようにはちょっと僕は思えないですね。学校がどんな状況か、大変だということはお聞きになっていて、大変だろうなと思っていらっしゃると思いますけど。

私、先日、一週間ほど前に九州のある県の教員とお話をいたしました。その教員の勤務する小学校の様子を次のように話していただきましたので、御紹介をしたいと思います。

二〇二四年度、昨年度ですね、昨年度当初、教頭が他校での休職から復職訓練を受けて赴任をされてきました。ところが、五月になり病気が再発し、休職をされました。管理職は新任の校長一人となり、校長が二人分の管理職の仕事をすることになる。そのことにより校長も精神的にストレスを抱えて、朝から出勤できない日が多くなり、休みがちになった。そのうち校長が不在の日がだんだん増えていき、二学期後半から不在の日が多く、校長の体調が悪くなるにつれ、ほぼ管理職不在の日となっていきました。十二月には休職中の教頭は退職をされました。教育委員会や教育事務所、県教委にもその実態を伝え続けたが、改善はされませんでした。結局、学校の管理、学校の解錠や施錠、電話対応、来客対応なども管理職以外の教職員で行い、自分たちの勤務の管理まで自分たちでせざるを得なくなりました。また、児童や保護者の対応など、相談をしたいことも相談できず、様々な判断を自分たちだけで行わざるを得なかった。そんな中、児童や保護者対応で難しい対応を一人で抱えざるを得なくなった教員、若い教員、まだ二十代の教員が三月末をもって退職をしましたという昨年一年間のお話をいただいたんですね。

これ、この学校が特異的なことかというと、私はそうではないと思います。もう教頭が担任の代わりに行っているというのはほぼ当たり前、校長が担任の代わりにどこかに入らなきゃいけないというようなことまで起きているということを、私は文科省の職員の方の御家庭でもそれを知っているというお話を聞きました。ですから、日本国中どこでももう起きているんですよ。

そこまで大変なのに、教員の魅力をどうのこうのとかって言ったり、今の給特法の取組、働き方改革を何とかしなきゃって言っている取組でこれはカバーできますかね。大臣、どうですか。

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