なかなか端的にお答えするのは難しいなというのが本当のところでありまして、実はこの三十人のアンケートの中で、時間外手当がいいか教職調整手当の増額がいいかといったら、実は時間外手当の方が多かったんですよ、これ、中身はね。
ところが、その二十一人の先生方が集まってもらった小学校は、職員会議をやる前に、前さばきのために、水岡先生や金子先生、千景先生御存じですけど、推進会議というのを先にやってさばきます。そこでちょっと話し合っていただいたんです、自発的に。その場所では、個々はやっぱり時間外手当がいいという先生も多かったんですけど、しかし、これって結局は、残業代として認定して払う、して払ってもらうことに無理があるように思えると。やっぱり判断が難しいこと、で、管理職の管理能力が問われると。校長先生、そんなのできひんだろうという話になってきたんですね。結局、それが残業代として認定されないところに大きな負担が自分たちにまた掛かってくるから、まずは、それだったら教職調整手当の増額を求めて実行してもらった方がいいではないかという、そういう、個々の心、気持ちは別でも、総意は別の帰結になったということがあります。そんなことを思いながら、これからずっと答弁を続けていっていただきたいんですけれども。
私、教職と子供と、教職というのは、子供と一人の人間として向き合って、健やかな心の、あるいは心身の成長に寄り添うことであって、さっき言ったように、どこまでやったら終わりということではなくて、数字で表せない特殊な領域だと思うんです。
それで、冒頭もお話ししましたけれども、アンケートの回答を見ますと、若い先生が、中には、頑張る人と頑張らない人とが同じ待遇であっては不公平であり、時間外手当として働きに見合った給与にしてほしいという、そういう意見もあることも事実なんですね。
仮に給特法が廃止された場合に、教師が自らの判断で、正規の時間外に管理職の職務命令によらずに作業を行って時間外勤務の申請をした場合、必ず全てが時間外勤務の命令の対象と認められるのかどうか、回答の予測は付くんですけれども、大臣の御答弁をいただきます。
16
武部新(自民)文部科学副大臣
申し訳ございません。承知しておりません。
この発言のページ
17
末松信介(自民)
武部副大臣のお父様だったら、勤先生だったら御存じかもしれません。
これは田中角栄元総理の言葉なんです。高校時代、街頭で田中角栄氏の演説を実は聞いたことがございます。文部大臣だった砂田重民さんと宮崎辰雄さんとの神戸市長選挙だったんです。神戸空港の話が争点だったんですけれども、そんな話はなさいませんでした。神戸というのは、来てみてすばらしい住みよい町で、私の新潟県の長岡とはえらい違いであると、ふるさとを大事にしろと、そういった心のことや教育の話を実はなさったことを実は覚えております。
実は、田中角栄氏が、昭和四十九年、一九七四年に教職員人材確保法を成立を…
この発言のページ
18望望月禎文部科学省初等中等教育局長
末松委員おっしゃるように、教師は人の人生を変えることができるくらいの職責があり、それぞれの教師にそれぞれの思い出があり、そしてその子供たちにも教師の思い出がある。そういう意味では、先ほど田中角栄先生のお言葉をいただきましたけれども、教師は自分の経験や価値観を踏まえて子供たちに当たると、その上で、日々の子供たちに当たるそうした当たり方については非常に裁量性がある、クリエーティブな仕事であるというふうに考えているところでございます。
今、教職調整額のことについて御質問をいただきました。教職調整額につきましては、まさにそうした教師の子供たちに対する指導あるい…
この発言のページ
- (上の発言)
19
末松信介(自民)
なかなか端的にお答えするのは難しいなというのが本当のところでありまして、実はこの三十人のアンケートの中で、時間外手当がいいか教職調整手当の増額がいいかといったら、実は時間外手当の方が多かったんですよ、これ、中身はね。
ところが、その二十一人の先生方が集まってもらった小学校は、職員会議をやる前に、前さばきのために、水岡先生や金子先生、千景先生御存じですけど、推進会議というのを先にやってさばきます。そこでちょっと話し合っていただいたんです、自発的に。その場所では、個々はやっぱり時間外手当がいいという先生も多かったんですけど、しかし、これって結局は、残業代として認定して払う、して払ってもらうことに無理があるように思えると。やっぱり判断が難しいこと、で、管理職の管理能力が問われると。校長先生、そんなのできひんだろうという話になってきたんですね。結局、それが残業代として認定されないところに大きな負担が自分たちにまた掛かってくるから、まずは、それだったら教職調整手当の増額を求めて実行してもらった方がいいではないかという、そういう、個々の心、気持ちは別でも、総意は別の帰結になったということがあります。そんなことを思いながら、これからずっと答弁を続けていっていただきたいんですけれども。
私、教職と子供と、教職というのは、子供と一人の人間として向き合って、健やかな心の、あるいは心身の成長に寄り添うことであって、さっき言ったように、どこまでやったら終わりということではなくて、数字で表せない特殊な領域だと思うんです。
それで、冒頭もお話ししましたけれども、アンケートの回答を見ますと、若い先生が、中には、頑張る人と頑張らない人とが同じ待遇であっては不公平であり、時間外手当として働きに見合った給与にしてほしいという、そういう意見もあることも事実なんですね。
仮に給特法が廃止された場合に、教師が自らの判断で、正規の時間外に管理職の職務命令によらずに作業を行って時間外勤務の申請をした場合、必ず全てが時間外勤務の命令の対象と認められるのかどうか、回答の予測は付くんですけれども、大臣の御答弁をいただきます。
20
あべ俊子(自民)文部科学大臣
時間外勤務手当におきましては、この労働基準法の第三十七条に基づきまして、正規の勤務時間外におきまして管理職の職務命令によりまして業務に従事したと認められる時間の長さに応じて支給されるものでございます。
仮に給特法が廃止をされて、この時間外勤務手当が支給されることになった場合でございますが、時間外在校等時間の中には管理職の職務命令によらず行っているものもあると考えられますので、この現在の時間外在校等時間の全てが時間外勤務手当の対象になるとは限らないというふうに考えております。
この発言のページ
21
末松信介(自民)
それでは、指揮命令下に置かれているということが評価されない時間というようなこともあろうかと思うんですけれども、今回、教職調整手当の引上げとともに、頑張る人をではどのように評価していくのか、勤務評価に応じた処遇を実現するためにどのような制度改正を行うのかということを改めて御答弁願います。
この発言のページ
22望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答え申し上げます。
今般の処遇改善では、教職調整額の引上げ、段階的な一〇%引上げという本給相当の引上げに加えまして、職務、職責、勤務状況に応じた処遇を実現するために新たな措置を講じることとしてございます。
具体的には、義務教育等教員特別手当につきまして、校務の困難性等を考慮して支給額を定めることとし、学級担任の手当の加算を行う、教育活動に関し教職員間の総合的な調整あるいは若手教師のサポートをメンター的な観点も含めて担っていただくような、そうした主務教諭の職を新たに設置をして、その職務と責任に見合った処遇をしたいと考えてございます。
頑張っている教…
この発言のページ